ゼタ(是太郎。息子)は自走しない。

そもそも
自走する小学生はあまりいないと思う。

小学生の受験勉強においては
サボりやカンニングは条件が揃えば
誰にでも起こりうることと考えます。

逆に環境を整えれば起こりにくい。

今日は
我が子の発達途上の自制心を信じるより
自分で対策する話です。



付箋


今年の夏、付箋が1枚取れるごとに
1円のインセンティブをあげています。
貯めたお金でゼタは好きなものを買う。

付箋1枚=1問ではないのよ。

そういう時もあるけれど多くの場合
付箋1枚=プリント1枚
付箋1枚=テキスト1ページ です。


【質より量に走ることを防ぐ対策】
連続した一定の問題数を初見でノーミスで
正解すると、ボーナス付箋が登場します。
簡単な問題でも一つも間違えずに
というのは緊張感が生まれる。


【間違い直しが嫌いな人対策】
間違い直しまで完了しないと付箋は取れない。
付箋をつけたまま放置すると
漢字練習とか簡単なものの付箋が
予告なしに消滅します。


【授業の復習をしない人対策】
授業プリントで間違えた問題には
1問でも付箋を貼ってあげます。
1問解き直すだけで付箋が1枚取れるので
ゼタにとって間違えた問題はお宝です。


大量の問題を解いたとしても少額だけど
どんどん付箋がとれていくのが楽しいのよ。
母もね。


ゼタがそうやって得たお金を
使う機会を作ってあげると嬉しそう。
買ってもらうのとは違うよね。



解答と解説


ゼタの家庭学習の前提なのだけれど
全ての「解答」は親が管理しています。
入塾以来ずっと。

(図)配布されたらすぐ回収する母
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入塾時には
答えを写すだけの時間はもったいない
ということもゼタに話しました。

主に算数を念頭においていますが
ゼタは式を書かない子だったし
解答を見た見ないでもめるのは嫌です。

その代わり丸つけは親の役割になるし
子は自走できないけど。

国語の過去問だけはゼタが丸つけする。

でも、これらだけでは不十分。

答えを写しちゃう問題は
タスク量が能力と時間を上回ると起こる。
追い詰められたらやっちゃうわ。

これにも対策しないとね。

ゼタは算数が苦手ではないけど
解けない問題は常に存在するので
どのタイミングで解答を渡すかは
状況によって変えています。


つづく。