こんばんは。昨日のつづきです。

子どもは
答えを見てはいけないとわかっていても
答えを見てしまいたくなる時があります。

例えば、
タスク量が能力や制限時間を上回った時。



タスク量が能力を上回る


主に算数の話ですが、6年生になるまでは
ゼタ(是太郎。息子)が日常的に
解答を見ることはありませんでした。

間違えたとしても凡ミスか、
解き直せばできたから。
難しければ親が一緒に考えていました。

考え抜くとか自力で解法にたどり着くという
練習になりました。
自力で解けるのに安易に解答を見ていたら
ゼタはあまり考えることをしなかったと思う。

けれども、考えれば解けるとはいえ
それなりに時間もかかるし
解き直しをする時の機嫌や体調に左右される。

このやり方の弊害は、
解き直しの難易度が上がり嫌になるし
態度が悪くなることです。

6年生になって解けないままの問題が
溜まるようになりました。
ゼタとゆすらのストレスも右肩上がり。

タスク量>能力、制限時間

となったので、もはやこれまでと
母は今までのやり方を諦めました。

これ以上は
ゼタの能力を親の期待が上回ってしまい
よくないことが起きるのよね。

我が子が算数できる方だと思うからこそ
もうちょっといけるんじゃない?
と思ってしまうのよ。
『勇者たちの中学受験』みたいで怖い!



6年生の夏、やり方を変える


天王山を前に親子バトルを避けるためと
時間がないため、2回解いてダメなら
解答を見せることにしました。

そしたら。

サクサク進むし、手に負えない問題は
解答を見られる(=早く終わる)という
安心感をゼタが持つことが出来て
親子ともにイライラが激減しました。

もちろん一度間違えた問題なので
忘れた頃に解き直しノートとして登場します。
その時に解けないと
(母の狂気が)大変なことになるので
ゼタも解き方を身につけようとします。



1問あたりの時間


テストでは1問解くのに平均2分といいますが。

普段の勉強で算数の難しい問題を解くときに
何分くらい考えて
それでも解法が思いつかなかったら
解答を見たり飛ばしたりする?

塾からは5分とか10分(場合による)にするよう
指導されていましたが
我が家では今まで無制限にしていました。

でも今は5分に限る。

5分ずっと考えていられる訳ではなくて
いつしか集中力が切れ、ゼタの意識が
どこか違うところに行ってしまうから。
240807_1


おーい。どこまで行った?

テスト中にわからない問題で集中力が切れ
違うことを考え出す…
そんなクセがつかないようにしないと。


でもぼーっとしているようで
考えている時もあって見分けるのが難しい。
240807_2

考えてたのか!


まぁ動きを止めてから5分を超えると
だいたい違うこと考えてるわ。

この前は図形問題の途中で
地図帳を読んでた。

これはわかりやすくてね。
お声がけしました。


それから意外だったのですが
歌っている時は考えている。


つづく。