本日は

数あるカステラの中でも
ゆすらが特に好きな
福砂屋さんのカステラの空き箱で

ピンホールカメラを作ります。

230517_6


美味しいだけではなくて
外箱と内箱がシンデレラフィット
(そらな)するから作りやすいの。

洗っても甘い香りがするので
ゼタ(是太郎。息子)も覗き込んでくれる。

実験が終わったら捨てちゃうけれど
簡単なので何度か作っています。


用意するもの


材料(3つ)
・福砂屋のカステラ(0.6号)の箱:1
パラフィン紙:1枚
・テープ

道具(2つ)
・はさみ
・穴あけ用の針またはキリ


作り方


カステラを美味しく食べ終わったら

①白い内箱を洗い乾かします。 
そう、牛乳パックのように。


②写真の赤線部分(フラップ)をはさみで切ります。
黄色い外箱は片側だけ
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切り落とした部分は使わないので
捨てて大丈夫よ。
片付けながらやりましょう。


③白箱の写真の青線部分をテープでとめます。
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カメラを覗いた時に
視界に落ちてこないようにするためよ。


④白箱を立体的に起こして
パタパタしている
写真の青線部分をテープでとめます。
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⑤黄色い外箱の切らずに残したフラップを
全部外に出してテープでとめます。写真の青線部分。
 230522_4

フラップを外に出すのは
ピンホールカメラ内部に光が入るのを
防ぐのにちょうどいいからよ。


⑥さらに光を防ぎたい方は
下の写真の青線部分にガムテープを貼るといいわ。
※ゆすらはうっかり両サイドのフラップを切って
しまったので写真にフラップが写っていないの

230522_6

上の写真の赤い丸をつけたところが
この面の中心点よ。

針やキリで穴(ピンホール)を開けます。

「テ」「ラ」「砂」の三文字の真ん中の、
やや「砂」寄り。


ごめんなさい福砂屋さん
大切なロゴの上を。。


毎回場所が決まって便利なの。
しかも箱が柔らかくて穴を開けやすいの。


実験中に穴を大きくするから
最初は小さくね。
上の写真の穴はキリで開けた大きさです。


⑦白い内箱の片側にパラフィン紙を貼る。
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※写真はグラシン紙(後述)

ゆすらは巧緻性がアレだけれど

スクリーンになる部分だから
手先が器用な方はピンと張って下さいね。


⑧内箱を外箱に収めて出来上がり。
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ピンホールカメラ内部はこんな感じです。
230522_17

・結んだ像の上下左右の向き
・明るさ、鮮明さ、大きさの関係
・穴を広げたらどうなるかなど

お楽しみください。


無地のパラフィン紙の入手方法


さて。
この工作での最大の難所は
無地のパラフィン紙が手に入らないこと
だったわ。

100円ショップでも
製菓材料のお店でも
売っているのはグラシン紙。

(写真)グラシン紙
230522_7


(写真)お肉屋さんで分けてもらったグラシン紙
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パラフィン紙は
グラシン紙を加工して作られたものだけれど
グラシン紙よりもきめが細やかで別物なの。

たまにパラフィン紙があっても
無地ではない。

(写真)100円ショップのパラフィン紙
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派手だし貼り方が雑。

Amazonで買えばいいのだけどね。
無地パラフィン紙1万枚¥13,800-。

そんなにいらないわ。



見え方の違い


ゆすらのように
パラフィン紙が手に入らなかった方のために
見え方の違いを以下に載せましょう。

窓から見える木の梢を撮りました。


(写真)製菓材料店の薄いグラシン紙
・低倍率
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・高倍率
230522_11



(写真)お肉屋さんの厚いグラシン紙
・低倍率
230522_15

・高倍率の写真なし
紙は薄い方がいいみたい。


(写真)派手なパラフィン紙
・低倍率
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・高倍率
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薄ければグラシン紙でもいいけれど
無地のパラフィン紙で観てみたい。。


おしまい。
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