夏休みの小学生男子の生態観察。
最終回は
旅の思い出からお届けします。
同じフライト
中学受験生のいるご家庭の旅行先って世界遺産や何かの産地など特徴的で
かぶることも多いわ。
これまで行き先や旅の詳細を
書いていたけれど
ゼタ(是太郎。息子)も
友達と旅行の話をするでしょうし
気をつけないとね。
でも
どうして急に旅の身バレに配慮を?
それは…ある時ある所である方と
同じ飛行機だったから。
きゃー。
後から知ったのよ。
というわけで
行き先に触れないまま始めます。
お祭り
えっと、お祭りに行きました。
加工しているけれど
いきなりこれはわかるわよ。
伏せる気あるの?
衣装は現地の土産物店などで
セットで5,000円ほどで買えます。
たすき掛けをしてあげて
背中でちょうちょ結び💕
まだギリギリ「小さい子」カテゴリの 可愛さがあるわ。
そう思っているのは
母親だけですよ。
焼き鳥、焼きそば、クレープ…
食べる方に夢中なゼタでした。
美肌セット
歴史ある土地でお庭を見ながら一服頂きます。
薬膳美肌セットと 季節の生菓子セットにしました。
店員さん:「美肌セットのお客様〜」
って聞いてくれたけれど
ゆすらの方に配膳したがってる!
ゼタ:「僕です」
ターゲットから外れていても
食べたいものを食べるゼタ。
海釣り
この夏のゼタの希望はただ一つ。釣りです。
海に来ました。
が
ゼタが海に落ちないか怯えるゆすら。
ゆすら:「海を覗き込まないで!」
夫:「覗かなきゃ見えないでしょう」
釣り糸を垂れて、のんびり。
しかし
夫:「全然だねえ」
餌を変えてみることに。
餌は「エビ」と「多足の長い虫」の2種類。
後者は生きています。
ゼタは虫をさわれるけれど
かわいそうでなかなか針に刺せない…。
ゼタ:「ママ、釣り竿を持ってて」
ゆすらは魚がかわいそうで釣りはしません。
そして…
ゆすらが釣り竿を持っていると当たる。
ゆすら:「引いてるー」
釣れた時は全部このパターン。
魚はゆすらに殺気がないってわかるのね。
ともあれ
魚を弱らせないように
釣り針を外す練習もでき
ゼタは大満足の釣りとなりました。
山歩き
今日はトレッキングです。ゼタは初心者だから
苔のついた石の上とか
木の板を渡してあるだけの場所に
怯えるゆすら。
(図)危うい着地
母の心配をよそに
世界遺産の山の中で
もののけ姫を熱唱する小学生。
そういうことしてるとバテるわよ。
案の定、息が上がっているわ。
ゼタ:「もう帰りたい」 体力の無駄遣いからの
その言葉を禁止したい。
登山の体力は年長者の方が
あるように思います。
ゼタが木の枝を見つけます。
長い棒状のものは
拾わずにはいられない男子。
ゼタ:「僕は皆の安全のために 蛇がいないか確かめている」
敢えて疲れることをするよね。
とある山での洞窟探検では
ガイドさんの指示のもと
全員のヘッドランプを消して
完全な暗闇体験をしました。
もののけといえばたたら。
たたら(ふいご)踏みも体験しました。
頑張ると壁の炎が大きくなる。
高貴な人
旅先の資料館で小野小町の描かれた絵を見ました。
小倉百人一首のような図を
ご想像いただければ幸いです。
ゼタ:「顔見えないしw」
他にも顔や姿の見えない人がいます。
ゆすら:
「高貴な人は扇や御簾で顔を隠したのよ」
ゼタ:「ふーん」
***
別の日。
ゼタがゆすらに注意されています。
ゆすら:「ガミガミガミ」
ゼタ:「・・・」
物理的に遮断されてしまいました。
言いすぎたかしら。
それにしても態度が悪いわね。
高まりゆく緊張感。
そして。
ゼタ:「高貴な人」
おしまい。
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