ゼタとゆすらの中学受験2025

遊びを愛し面倒を嫌う男子が中受を通して成長する、日々の記録

付箋

【天王山】息子のサボり対策


ゼタ(是太郎。息子)は自走しない。

そもそも
自走する小学生はあまりいないと思う。

小学生の受験勉強においては
サボりやカンニングは条件が揃えば
誰にでも起こりうることと考えます。

逆に環境を整えれば起こりにくい。

今日は
我が子の発達途上の自制心を信じるより
自分で対策する話です。



付箋


今年の夏、付箋が1枚取れるごとに
1円のインセンティブをあげています。
貯めたお金でゼタは好きなものを買う。

付箋1枚=1問ではないのよ。

そういう時もあるけれど多くの場合
付箋1枚=プリント1枚
付箋1枚=テキスト1ページ です。


【質より量に走ることを防ぐ対策】
連続した一定の問題数を初見でノーミスで
正解すると、ボーナス付箋が登場します。
簡単な問題でも一つも間違えずに
というのは緊張感が生まれる。


【間違い直しが嫌いな人対策】
間違い直しまで完了しないと付箋は取れない。
付箋をつけたまま放置すると
漢字練習とか簡単なものの付箋が
予告なしに消滅します。


【授業の復習をしない人対策】
授業プリントで間違えた問題には
1問でも付箋を貼ってあげます。
1問解き直すだけで付箋が1枚取れるので
ゼタにとって間違えた問題はお宝です。


大量の問題を解いたとしても少額だけど
どんどん付箋がとれていくのが楽しいのよ。
母もね。


ゼタがそうやって得たお金を
使う機会を作ってあげると嬉しそう。
買ってもらうのとは違うよね。



解答と解説


ゼタの家庭学習の前提なのだけれど
全ての「解答」は親が管理しています。
入塾以来ずっと。

(図)配布されたらすぐ回収する母
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入塾時には
答えを写すだけの時間はもったいない
ということもゼタに話しました。

主に算数を念頭においていますが
ゼタは式を書かない子だったし
解答を見た見ないでもめるのは嫌です。

その代わり丸つけは親の役割になるし
子は自走できないけど。

国語の過去問だけはゼタが丸つけする。

でも、これらだけでは不十分。

答えを写しちゃう問題は
タスク量が能力と時間を上回ると起こる。
追い詰められたらやっちゃうわ。

これにも対策しないとね。

ゼタは算数が苦手ではないけど
解けない問題は常に存在するので
どのタイミングで解答を渡すかは
状況によって変えています。


つづく。

付箋とり

本日は塾の教材につけている付箋の話です。

我が家では宿題など解くべきところに
付箋を貼り、
丸つけをして間違い直しまで完了したら
付箋を外しています。

付箋が付いているということは
ゼタ(是太郎。息子)が解くべき
未完了の箇所があることを示します。


解き直しノートと付箋


ゆすらはゼタがテストで間違えた問題で
解き直しノートを作っています。

教科は算数、理科、国語です。

算数はテストであまり間違えないので
テキストで一度間違えた問題も
使っています。

これは淡々と続けるとして。


この他に
受験本番までにしたい、というか
しなければいけないことがあります。

それは、4年生から今までのテキスト
ゼタが不得意だったり不機嫌だったり
という理由で解かなかったり
間違い直しをせずに放置されているところを
解き直しノートに拾い上げ、
再び(ゼタにはそうと悟られず)
ゼタの前に登場させること。

過去のテキストのそういう箇所には
付箋がついています。
ついたままになっているというか。

大量の付箋です。

(写真)その一部
240222_1


この未完了を表す付箋をめぐっては
何度も夫婦で言い合いになっています。

都度足元を固めながら(付箋を取りながら)
進んでいきたい完璧主義のゆすら。

ゆすらが丸つけ係をしていた時の
テキストに付箋は残っていません。

夫が丸つけをしたテキストには
合戦の後のように
おびただしい数の折れた付箋が
突き刺さっているわ。

どちらがゼタの勉強を見ていたか
一目瞭然。

付箋がついたままでも気にならない夫。
全部取るのは無理でしょと。
そこまでためたのは誰かな。

気になる…けれどケンカになるから
ゆすらが我慢することで
今も付箋はついたまま。



自信


でも、この付箋が後々、
特に本番直前になって
面倒なことから逃げてしまったという
不安につながるような気がして

新6年生になる時に
取ることに決めました。

ゼタにあんなにあった付箋も取れたね
テキストの全ての問題を解いたってことだよ
と自信をつけてあげたいし

何より一番の懸念である
母のメンタルを不安にさせる火種だから
今のうちに消しておきたい。

ただ外して捨てるのでもなく
夫に全うさせるのでもなく(無理)
ゼタに過去のテキストを開かせることもなく

ゆすらが解き直しノートにして
日々ゼタの日課BOXに入れればいい。

そう決めて作業開始しましたが
大変すぎる〜
首が痛い肩がこる〜

一度も解いていないまっさらなページを
1問ずつの解き直しノートにする意味を
自問しながらの作業。
丸ごとコピーしてゼタに解かせたくなる。

これを聞いた夫&ゼタ:
「え、解かせたら?」

アラ、そう?いいの?
お言葉に甘えつつ。

作業は疲れるけれど
自分のためにしていることだし
受験までには終わるでしょう。


過去のテキストで作業していると…
ゼタにやる気がない時は
字が汚くて筆圧が弱いからすぐわかる。

取り組みがいい加減だった単元と
今もゼタが弱い所が一致したりするのよ。

例えば星座早見とメダカ。

ゼタが4年の時のこういうサインを見落として
ただ理科が苦手なようだと
長いことゆすらは思っていたわけね。

夫め。
違うか。

でもこれは
母でありゼタに興味がありすぎる
ゆすらにしか気づけないことだわ。

こういう発見のために
無駄とも思える作業をしているのだと
自分を励ましていきます。


おしまい。
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プロフィール

ゆすら

夫婦とゼタ(是太郎。息子)の3人で暮らしています。良い食材と旅行が好き。健やかで美味しい毎日を模索中

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