ゼタとゆすらの中学受験2025

遊びを愛し面倒を嫌う男子が中受を通して成長する、日々の記録

偏差値

【定点観測】6ヶ月ごとの平均偏差値


こんにちは。

今日は久しぶりに塾のテスト結果の話です。



平均偏差値の推移



最近塾のテスト結果を書いていないわ。

データも溜まってきたので
4年生からの偏差値を
6ヶ月ごとの平均で見てみましょう。

(ご注意)
Y軸の目盛ラベルは消していて
最小値はゼロではありません。
全てのグラフのスケールは同じです。


6年前期のデータは3ヶ月分だから参考程度に。

まず4教科におけるMAXとMINの偏差値です。
240514_3


一番できる科目と
一番できない科目の差が
広がりも縮まりもしない状態。

一定の時間枠で4教科をやりくり
していることが表れています。
プラスアルファの時間をとっての
もうひと頑張りをしていない。


次に2科と4科です。
240514_2

うん、継続してバランス型。


さらに細かく、4教科を見てみます。
240514_1


右端の6年前期(参考値)を手で隠すとほぼ横ばい。
6年生ではどうなっていくかな。

理科は5年後期に、
国語は5年の終わりにテコ入れしました。

足元の状況(6年前期)を見ると
伸びているように見えるけど
例年2-4月は5-7月より調子いいので
今後均されるでしょう。

社会は母集団の得点のばらつきが少ないから
高い偏差値は出にくいよね。
全範囲が出題されるようになったら
一旦状況変わるかな。
でもまた本番に向けて収斂していくか。

合格の鍵となる算数がちょっと心配…。

各教科ほぼ横ばいを保ちつつ
4教科の差を小さくしていくと
4科の偏差値は上がる。

これまで懸念の教科をテコ入れする
やり方をしてきました。
最後までこのやり方で。次は算数ね。


(再掲)今年の1月の状況

240118_2


おしまい。

正規分布する塾


タイトルを見るとまるで
正規分布しない塾がある
みたいだけれど。

どの塾でも一定の人数がいれば
塾内の偏差値は正規分布します。

比較的少ない人数でも
グラフは正規分布を表す
つりがね型になるという説もあるわ。


ゼタ(是太郎。息子)が参加する
首都圏の中学受験国私立5万人という
母集団に対する単一のものさしはないため
各塾の生徒の正確な分布は
永遠に知り得ない。

だから多くの人が推測する。

今日はゆすらが各塾の分布を考えます。
妄想に近いという前提でお読み下さい。

また、特定の塾や偏差値帯の方を
不安にさせる意図はありません。
それはゆすらの不安ですので
お持ち帰り頂くことなくここへ置いて行って
下さいね

サピで上位◯%にいるとか
四谷や日能研のボリュームゾーンとか
母集団の中でそれぞれの塾が表す特徴を
活かせる位置にいるお子様は読みやすい。

でも
自塾の特徴と我が子の偏差値の組み合わせで
最終的な母集団での位置が読みにくい方は
他にもいらっしゃるはず。

答えは出ないかもしれないけれど
一緒に考えましょう!


こういうことを含めて
「我が子に合った塾を」と言われるのかも。

3年生や4年生で入塾する時には
我が子の塾内偏差値はわからない。

転塾に関する塾ご関係者の発信は
多かれ少なかれ反対スタンス(そらな)。
どこの塾でもその子次第と言われる。
読んだ時はそうねぇと思ったけれど。

ネットの世界での発信は少数でも
リアルの世界では
新6年になる時に結構動きがあったよね。

どのご家庭もお子様を想われてのことで
そんな孟母の方々を尊敬します。



塾内のグラフ


さて。まずは
中学受験2025のお子様方の
各塾内の偏差値のヒストグラムは
こういう形をしています。
240228_4
手書きで恐縮です。


塾内の学力のばらつきが大きくて
こんな形か
240228_5

同じくらいの学力でひしめいていて
こんな形か
240228_6
という違いや

人数が多い少ないという違いはあれど
どれもつりがね型。



最終的な母集団のグラフ


5万人の母集団と6年生が6,000人いる塾の
標準偏差が同じと仮定して規模を比べると…

240228_0

標本(塾)によっては
母集団と違う形をしているはず。


グ◯ーブルってこうなってない?
完全な妄想グラフです。
240228_7

母集団5万人全員が受けるテストはないから
母集団のグラフに各塾のグラフを
正しく重ねられる日は来ないわ。

テストとの相性によっても
一人一人の位置は変動するよね。

だから妄想するのよ。ゼタはどこなの。

Bタイプのテストではここ?
240228_8

Aタイプのテストではここ…?
240228_9

以前の記事で書いたのですが
昨年受けた複数塾の模試の偏差値が

日能研≒サピ>>YT
だったため、大変困惑しています。

そもそもサピ+3〜5=YTって
それぞれの塾から同じ学校に合格した
別々の人のしかも内部生の偏差値だよね。

同じ人が両方の塾のテストを受けて
そうだったという統計ではないでしょ。

この統計から読めない相性の問題は
過去問の様子を見て調整する流れよね。




読みやすいトップ層


一般的に偏差値が高いほど
他の人の出願動向が
自分の合否に影響する懸念は少なくなる。

トップ層が受ける学校で
もう一回試験をしたら半分入れ替わる
と言われるのは
実力が肉薄してるからこそのことで

ワンチャンとかいう世界ではないよね。
本当の番狂わせはあまりないと思う。


母集団5万人の中でのトップ層を
ここでイメージしておきます。

2/1の1回のみ入試の男子校から
以下の学校の2024合格者数
開成 424
麻布 352
駒東 297
慶應普通 195
武蔵 177

合計(1,445)してからの

2/3の筑駒の合格者数128だけ
上記合計から引く。
筑駒合格者の辞退を見越して
多めの合格者を出す2/1校がある
と思うから保守的に。

関西からの筑駒開成受験者の影響は
この引き算で相殺したことにする。

2/2の神奈川御三家の受験者数については
2/1にどこか受けてるでしょ!という
乱暴な仮定のもと無視する。

複数回入試のある難関校や共学校は
保守的に足さない。

なんて乱暴な計算なんでしょ。

ネット1,317人。
これをトップ層とすると

男子校の話をしてるから
最終的な母集団を約半分の2万6千人にして…

男子の上位5%です。

4年生の時もこういう記事書いたわね
そういえば。

この時は東京の男子御三家のみを
対象にして3.6%だったわ。

正規分布の右端5%に入っていて
上述の学校にうまく分散して受験すると
受かる可能性が高い。

男子は女子より全落ちしやすい
というネット情報を見かけますが
母集団の右端の部分に入っている子は
併願校を間違えなければ
実力でどこかに受かるはず。

240228_00


右端部分の各塾の構成割合が見たい。

塾内でその人数に入っているか確認して
安心したい。


みんなそう思って
各塾の合格実績を見るけれど
足し合わせると各学校の合格者数を超える
というのは塾業界の構造上仕方ないことで
毎年のお決まりです。

さらに小規模塾や家庭教師のみの
お子様の数字は入っていない。
無視できるほど少ない?本当にそうかな。



正規分布しない塾


ここでいう正規分布しない塾とは
母集団から取り出した標本が偏っていて
母集団の特徴を表していないという
だけの意味で使っています。

サピックスやグノーブルがそう。

母集団の特徴を表さないという特徴を
強みとする塾なので当然ですが。

とはいえ、
さすがにこうではないよね。
240228_2

こうかな?サピックスの妄想グラフ
240228_1

グノーブルも相似になるのかしらね。


塾内の上位層は
母集団の右端の特徴と一致するので
読みやすいのでしょう。



正規分布する塾


トップ層にとって合否は自分次第であり
他の受験生の影響を比較的受けにくい。

それ以外の層では
上の偏差値帯の動向で影響があるから
併願校決めの際にどこまで読めるか。

でも冒頭に触れた通り
最終的な母集団に近い特徴を持った
標本(塾)の代表的な層ならば
母集団での偏差値と塾内偏差値が近いから
比較的安心して塾内の偏差値を参考に
できるのではないかしら。

それはYTや日能研のボリュゾの強み。



予想偏差値


長々と書いたけれど。

ここまで書いてきたのは
あくまで中学受験2025の子たちの数字よ。

過去の実績などから塾が独自に算出した
予想偏差値ではありません。

塾の特徴に我が子が合えば
塾内偏差値(中学受験2025)は
母集団(中学受験2025)のそれに近いと思う。
見ることはできないけど、理論上。


入試の結果を書いてくださる
中学受験2024の先輩方の声に耳を澄ます…。

母集団の特徴を素直に内包している塾で
まさかの合格/不合格の声が多かったら
それは予想偏差値(過去)の方が
適切でないのでは?って思っちゃう。

予想偏差値なのに中身は過去。

その年の学校の人気度に動きがあると
予想はなかなか難しいから
理由をそこに探すことはできる。

学校の人気についても見ていきたいです。


つづく。
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(記事中のデータ出所)
各中学校のHPより2024年度の合格者数
(アクセス日2024/3/2)
開成
筑駒
麻布
駒東
慶應普通
武蔵

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【定点観測】回復(小5、12月)

こんにちは。
年の瀬ですね。

ゆすらは松前漬を作ろうと
スルメと昆布を切りました。
手が疲れたのでブログを書きます。

2023年の成績の総括をしなくちゃ。


5年後期の成績下降


11月初めの以下の記事⬇︎では
5年後期という嫌なタイミングで
ゼタ(是太郎。息子)の成績が
下降していることを書きました。

11/3(金) 成績下降を機に見直したもの
 

母集団に対して遅れ始めたのか
去年と同じく季節的な要因なのか
どちらかしら?

(再掲)偏差値推移(5年、秋)
231103_2



秋以降の対策


この後、もちろん対策しました。

4年生の冬は良い結果をもって
冬期講習や年越しができるよう
(親が親のために)テスト対策に介入。

5年生の冬は、
ゼタとの関係を良好にする努力をしました。
変わり始めたきっかけは就寝時間かな。

ゼタが9時間以上の睡眠時間をとることは
ずっとゆすらの希望でした。

ゼタは成績が良かった時のご褒美として
遅めの就寝時間を獲得していましたが
成績が下がったことで母の希望が叶い
就寝時間を早めることになりました。

これが意外とゼタに、
自分が大切にされているという実感
をもって受け取られたみたい。

成績が下がった時に
勉強時間じゃなくて
睡眠時間を増やしたことが吉と出ました。



結果


さて。あれから数ヶ月。
結果はこちらです。


(図)偏差値推移(5年、冬)
231230_1

うん。
季節変動に見える。


来年は6年生。
今年以上に気をつけよう。


もうすぐ新6年生


成績以外でも
これが来年の今頃に起こったら…
と考えをめぐらすことが増えています。

去年とおととしは2/1が近づくと
6年生がもうすぐいなくなっちゃう!
と、本当に淋しく心細い気持ちでした。

そのたびに
一つ上の中学受験2024の先輩方の
存在が大きくなっていきました。

今までずっといてくれた
中学受験2024の先輩たちは
もう一部で本番を迎えています。

ついこの間まで5年生だったのに!

本当に応援しています!
勇姿を目に焼き付けたい。

ということで
今まで以上に心細くなるかと思いきや
そうはなっていません。

それは、ゼタが

別に淋しくない。
やっと俺たちの番が来たって思う


というようなことを、言ったから。

母も6年生の母になっていかなきゃね。

その後は女神⬇︎になるのよね。

2022/10/22 【中学受験用語】女神



おしまい。
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急に素点の話になる


ゆすらは今まで
ゼタ(是太郎。息子)の素点を
記録していませんでした。
分析するのも偏差値だけ。

素点はテストの難易度によって
高かったり低かったりするものね。

でもふと気になったことがあって
4年生から今までの4科の素点を
拾って集めて眺めてみました。



集計

この子…

仮に500点満点のテストなら
全テストの78%で素点のばらつきが
50点以内のレンジに収まる。
(標準偏差は22.5=全テストの68%で 素点のばらつきが45点以内)

これは狭い。

言い換えれば
受けたテストの8割は得点率が◯割台。

つまり問題が難しくても簡単でも
素点があまり変わらない。
素点安定、偏差値変動。

ナニコレ…という気持ちと
やはりそうか。という気持ち。

得点率が9割以上だからそれ以上いけない
というのではもちろんないわ。
上にはまだまだ余地があります。

ゼタには
「このくらいでいいだろう」
という目線があって、
それ以上のことはしない。

データからそう伝わってきます。

(再掲)省エネ
230823_1


本人は毎回一生懸命やっていて
これが限界というでしょうけれど。


ゼタが「このくらいでいいだろう」
と思う水準は、
得意だからラクに到達できるところ。

その先には他の人より上手くできない エリアがあって、本人も自覚してる。

そこから逃げていることが
5年後期の下降の要因なのでしょうね。

今のゼタにとって努力をするとは、
他の人より上手くできないことに
向き合うということ。

変なプライドがあって
なかなかできないのよね〜。
サクサク進まず苦しいし。わかる。

素点が切り上がる時が
ゼタが成長した時なのでしょう。
母は楽しみにしています。

そのXデー、本番までに来るのかな…。



最後の最後は素点

4年生から今までずっと点数ではなく
偏差値をみてきました。

日能研のR4偏差値をはじめ
志望校の目安は偏差値で出るよね。

でも、
最後の最後の目安は素点なのでは?

過去問に取り組んでいる6年生の
保護者様のブログで
「合格点を超えた/足りない」って
話されてる。

そしてゼタもどこで聞いてきたのか
「入試では6割取れれば合格するって」

ゼタが素点の感覚を持っているのは いいことだけれど

まさか塾テストの素点の目線を
下げる気じゃないでしょうね。


おしまい。
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【定点観測】2科(小5、11月)

さて。
始めてはみたものの
9月だけで終わった【
学習記録】。

ゼタ(是太郎。息子)に張り付かないと
勉強時間も内容もわからなかった!

それも関係がある気がするけれど
5年後期、成績が下がってきた〜。

学習記録】の代わりに
結果の【定点観測】をす
るわ。
現実を直視しましょう。
本日は2科の話です。


2科

成績が下がっていると感じる今、
ゼタの強みだった2科のトレンドは
どうなっているのかしら?

偏差値を5年前期・後期に分けてみました。

(次の2枚のグラフのスケールは同じです。
直線はトレンドライン)
231113_4
231113_5

うん、成績下降は
気のせいじゃなかった。



国語と算数に分解してみましょう。

(次の2枚のグラフのスケールは同じです)
231113_2
231113_3

算国どっちもだった(泣)

先を争うように下がっている。
自ら傷口に塩を塗ってしまった。
2科の勉強時間を減らして 理科と社会に取り組んでいて、
代わりにそれらが上がっているとか?
231115_3
違った。

理科にいたっては
グラフの外(下)に元気に飛び出してる。
そんなところまで行かなくても!



理由を考える

5年前期と後期で
ゼタの取り組み方はあまり変わらないわ。

改善すべきはできる範囲でする、
放っておくとサボる、
親のテコ入れでまた動き出す
というところも含めて。

周りの状況が変わったのよ。
今までの努力(勉強における自立)の違いが
結果の違いとして出てきた?
中受の言説だけれど多分正しい。

これは怖いです。
ゆすらは干渉してきた自覚がある。
ゼタも勉強してきたけれど自走なく
相対的には下がる側だったかと。

ゼタは相変わらず式を書かないし
言われたことをすぐやる素直さがない
復習テストより実力テストが得意
頑張るのはテスト当日だと思っている

とにかくゼタには
大量のフラグが立ってる

(図)中受における不穏なフラグ
231113_6



けれど。あえて一つに絞るなら

ゼタは
勉強時間が少ない
です。

抽象度を上げれば
全てのフラグに共通するのは
意識が低いことです。

今度こそ親が手を出せない所に来たと思う。
でもまだ手を出しちゃいそうな自分がいる。



どうする

こういう時、
ゼタにも伝えてはみるけれど
どこ吹く風なのよ。
痛み(面倒)を伴う場合はなおさら。

ゼタに変化を求めるより
図書館の本の供給量を調節したり
実験用具を作ったり
母が工夫や対策をしてきました。

でもそろそろ
ゼタも結果を参考にして
自分で対策を考えられるように
なってきているのでは?

下降トレンドグラフを見せて
勉強量が一般的な期待値より少ないことを
ヒントとして伝えてみる。


4科につづく。
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プロフィール

ゆすら

夫婦とゼタ(是太郎。息子)の3人で暮らしています。良い食材と旅行が好き。健やかで美味しい毎日を模索中

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