ゼタとゆすらの中学受験2025

遊びを愛し面倒を嫌う男子が中受を通して成長する、日々の記録

弱点補強

弱点発見マップを作る(2)理科と弱点補強


前回は算数の弱点発見マップを作りました。


(再掲)
231009_3

本日は理科のマップと弱点補強の話です。


算数には目立った弱点はなかったけれど
理科はどうかしら。


それではどうぞ。



理科のマップ


(単元名と軸の数値を伏せています)
・1バブル=1単元
・Y軸:正答数−誤答数
・X軸:総問題数

・正答率の低い問題を正解すると円は大きく
・正答率の高い問題を間違えると円は小さく
231011_1

弱点エリアに一つバブルがあるわね…
これは、電気回路です。

昆虫好きね。植物苦手ね。

わかっていたけれど。


大体思ってたのと同じなはずだけれど
こういうのは意外なところを探すのよ。

算数に比べて、
左下の象限に小さいバブルが多い。

バブルが小さい
=正答率の高い問題を間違えている
ことが一因です。


(再掲)このように。
230910_1


うん、練習あるのみ。

母は解き直しノート作りを再開しなきゃね。



弱点補強の解き直しノート


親子ともどもその有効性を認めながら
いつしかストップしている
解き直しノート作り。

ゼタ(是太郎。息子)が解き直しを大嫌い
だから、母も望まれないものを作る動機が
保てず、揉めるたびにストップしちゃう。

これは速やかに再開したいわ。


中受の先輩方のブログでは
解き直しノートの主流は算数でした。
あと理科も少し。

解き直しノート作り開始当初は
ものは試しと全教科作りましたが
国語と社会の弱点補強には
別のアプローチがいいかなと思いました。

次回は国語・社会の弱点マップの話ですが
これがまた作り難いの。

弱点の見つけ方と補強の仕方には
関連があるのかもしれませんね。



解き直しノートと紐付ける


算数と理科は
弱点マップで穴が見つかったら
その単元の解き直しノートで練習して
次回以降のテストで穴の変化を見ます。

たくさんテストを受けると
変化を早く確認できるわね…。


練習量をバブルの色で表現したいのに
どれだけ解き直したかの管理を
全くしていないわ。

さらにエクセルやスプレッドシートでは
バブルの色と変数は自動で紐付かないので
システム化するしか…。

解き直しノート作りもあるのに?

肩もみ券のおかわりをもらわなきゃ。


つづく。
- - - - - - - - - - - - - - - -
にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(本人・親)へ にほんブログ村 受験ブログ 中学受験 2025年度(本人・親)へ

弱点発見マップを作る(1)算数


こんばんは。 本日より3回にわたり ゼタ(是太郎。息子)の弱点発見について 書きたいと思います。

初回は算数です。


もぐらたたきマップ

苦手な単元は何となくわかるけれど
数字を根拠に弱点マップを作りたいです。


全単元をマトリクス状にして
弱点を可視化したらどうかしら。

(イメージ図)こんな感じで。
231009_1

正答率の高い問題を間違えるほど
「1-4-1」の単元のように
セルの色が濃くなる(穴が深く見える)ような。


この穴からはね…
悪い点数が出てくるのよ。

目立つ穴を都度たたく
「もぐらたたき式」マップ。


でもこのマップでは
以下の4つの変数のうち
3つまでしか表現できない!

・総出題数
・正答数
・誤答数
・各問題の正答率

一つ目の「総出題数」を表せないのよ。

「総出題数」はその単元の頻出度を表すし
どれだけの量を解いた上での穴か
というのは重要な情報だわ。


頭がこんがらがってきたので
夫に相談します。

夫:「こういうのは散布図だねぇ」

というわけで4変数を扱える
バブルチャートを作ることに。




バブルチャート


(イメージ図)こんな感じで。
231009_4



対象データは
・今まで受けた全テストの算数の全問題

中学受験の母集団全体が
全単元を学ぶ段階ととらえ
自塾も他塾も一律に扱います。

6年生での過去問や学校別模試は
母集団と頻出単元の違いから
別マップにしましょう。


対象データの以下の項目を
スプレッドシートに入力していきます。
・設問の単元
・ゼタの正誤
・設問の正答率

ついに全設問の正答率を使う時が来た!


誰がするのか

その果てしない入力作業。

誰がするのかしら?

ゆすら。

結果が見たいのはゆすらだから
仕方がないわ。

でもとても肩がこるでしょうから
マッサージに行かないと無理!

夫:「もうすぐボーナスだからそれで」

ゼタは肩たたき券くれた💕


さて。やるか…

最大にして唯一の難所は
設問ごとの単元を見極めることです。

ほとんどのテストは
テスト結果に単元名を振っていてくれるから
転記しやすいわ。

大括りな時は問題や解答を確認するけれど
特殊算はゆすらが問題を見たところで
単元がわからないのよ。

ゼタが正解していれば適当に単元IDを振る。
だいたい和差算w



試作品

できました。
231009_3


・1バブル=1単元
・Y軸:正答数−誤答数
・X軸:総問題数

モザイクかけてごめんなさい。
ゼタのデータを使用しています。

バブルの色に意味はないの。
バブルの大きさには意味があります。

・正答率の低い問題を正解すると大きくなる
・正答率の高い問題を間違えると小さくなる

弱点発見マップなのに
得意は大きく、弱点は小さくなる。
逆じゃないかと思うけれど。


履修前の単元はY軸X軸ともに0の位置で
待機しています。
テストでの出題が増えると右へ、
正答数(Net)が増えると上へ移動します。

大問1で定番の計算問題は
頻出すぎてはるか右上に振り切れて
表示されていないわ。


4つの象限を分かつ青い十字は
データ更新のたび位置が変わるので

左下から出発した各バブルは
右上(得意)の象限を目指しますが
青い十字も右上に移動するから
目標は逃げ水のように…

ずっと勉強できるね💕


ゼタのマップを見ると

右下(弱点)の象限にはバブルがないわ。
今のところ目立つ穴はないみたい。


基本は頻度高く出題された単元を
練習でも多く行うことでいいと思いますが

左端に留まる単元は
ニッチである可能性が高く

そこを練習しすぎると
学習にノイズが入り込んで
また過学習の問題が発生しそうな
気配を感じます。

特別に手を打つのは右下だけで良さそう。



デメリットも考える

試作品をゼタに見せたら
可視化されたのがよかったらしく

ゼタ:「この単元は次のテストで『得意』のところに来ると思う」

などと抱負を述べていました。


このマップを使うと
単元を意識せざるを得ないので
夫が以前言ったことが気になります。


夫:「問題を解くとき、

◯◯算と認識するのではなく

一つの問題として向き合ってほしい」

 


かたや塾の解説冊子を読むと
「◯◯算と気が付くかどうかがポイントだ」
など書いてある。


塾は中学受験の話をしていて
夫はその先の話をしているのでしょうね。

短期的に効果があるものは
その有効期限内で思いきり使いましょう。



中学受験DX

ゼタのテストデータは
我が身を削って入力しました。

(再掲)ゆすらのスタンド
230308_1



でもこれ塾は持っているデータだわ。
くれたらいいのに。

csvで。
ゆすらの肩こりを返して。


塾はこれ以外にも色々持っているよね。

内部では分析しているでしょうけれど
個人向けにすれば中学受験DXだわ。


6年生になったら
一人一人にカスタマイズして
分析してくれる塾もあるのかな?

四谷大塚はその発想を導入済み。
(出典) 2023/6/26日経産業新聞(会員限定記事,アクセス日: 2023/10/9)

継続データが分析・提供されるとなると
塾へのロイヤリティも上がるのにな。


みんなに提供すると意味がないのかな。
一部の生徒に提供してこそ差が出るとか。

怖いこと言っちゃった。


つづく。
- - - - - - - - - - - - - - - -
(ご参考)
単元リストは解き直しノートを作る時に
作成しました⬇︎

- - - - - - - - - - - - - - - -
にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(本人・親)へ にほんブログ村 受験ブログ 中学受験 2025年度(本人・親)へ
にほんブログ村
ブログ内検索
プロフィール

ゆすら

夫婦とゼタ(是太郎。息子)の3人で暮らしています。良い食材と旅行が好き。健やかで美味しい毎日を模索中

お問い合わせ
プライバシーポリシー
PVアクセスランキング にほんブログ村