ゼタとゆすらの中学受験2025

遊びを愛し面倒を嫌う男子が中受を通して成長する、日々の記録

算数

解答を見た問題、その後の正答率

こんばんは。

今日は解答を見ながら問題を解いて
どれだけわかったつもりに
なっているかという話です。



間違えた問題数



この夏、ゼタ(是太郎。息子)は
算数で118問、理科で83問を間違え
ゆすらは解き直しノートを
それぞれ118枚、83枚作りました。

除外した算数の計算問題や教材もあるので
実際には間違えた数はもっと多いですが
間違えた数は重要ではありません。

重要なのはすぐに自力で直すか解答を見て
「解けるようになった」はずなので、
次にその問題を解けるかどうかです。



算数で解答を見た影響



今まで算数はゼタは自力で解答を見ずに
直してきましたが、
この夏は2回やっても自力で解けない場合に
時短のため解答を見せることにしました。

↓こちらの記事に書きました。


これ、解き直しノートの正答率に
どう影響したかしらね?

夏の終わりに1週間ほどかけて
ゼタは118枚の算数の解き直しノートに
取り組みました。
正答数は86問、正答率は73%でした。

3割弱は再び間違えたことになるけど
解答を見た問題の正答率が低い気がする。

解答を見た問題に印はつけていないから
ゆすらの記憶を辿るしかないけど。

解答を見て分かったつもりでも
それを再現できないってこういうことね。

じゃあ、解答を見せなければ良かった?
う〜ん、もう今の時期はなるべく
多くの解き方に触れることでいいと思う。

それにゼタが解答を見るということは、
元々苦手や難しい問題ではあります。




理科



理科は83枚の解き直しノートに1日で
取り組みました。
正答数は57問、正答率は69%でした。

3割ほど再び間違えているのは
算数と同じですが、内容はレベチです。

理科は、ほぼ全て初級の問題なのに
同じところで考え込むし
間違え方が1回目と一緒なの。

通常はうっかりミスだろうという問題も
念のため解き直しノート作る。

かなりの確率でまた間違えるから
うっかりではなかったことがわかる。

(例)天体が真南にくることを何というか
240901_1


レベルの低さがレベチ。

回答欄のズレまで再現したのを見て
ゆすらは赤ペンを握ったまま
タイムリープしたかと思っちゃった。


おしまい。
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4年生で苦手だった単元はスパイラルでどうなったか


中学受験におけるスパイラル方式とは、
同じ単元を繰り返し習うことです。
中学受験塾の多くで採用されています。

塾でも解き直しノートでも
繰り返し出てくる苦手単元。

今日は4年生で苦手だった単元が
6年生になってどうなっているか
ゼタ(是太郎。息子)の場合を書きます。



算数


4年生で苦手だった単元は、6年生でも苦手。

基本が入っていないと何度やってもダメ。

結論キタ。

スパイラル方式とは
✖️「後でまた出てくるから大丈夫」ではなく
⭕️「次回までにできるようにする」だったと
6年生の今になって知る。終わった…。

スパイラルで再登場する時には
応用が入って少し難しくなっていたりして、
4年生でやったことをそのままもう一度
教えてもらえるわけではない。

親から見ると再登場だけど
ゼタにとっては
「スパイラルじゃないよ、新しいんだよ」
ということらしい。

ゆすらが「また出てくるから大丈夫」と
思っていた弊害として
「新しいから今はできなくてもいい」
とゼタが勝手に解釈するようになりました。

習うたびに理解して積み重ねていかないと
受験が近いのに戻る必要が出てくるわね。

ゼタは特定の問題の基本の解き方を
押さえていないものがある。

図形と時計が多いかな。
あとサイコロ系。

それらは、
4年生時点で正答率が80%の問題でも
今でも解けない。

というか、
正答率80%の基本中の基本だからこそ
解けないというのがわかる。

いいわ、基本に戻りましょう。

って今までならゆすらが先陣を切って
積み木と時計とサイコロを用意していた。

(今回も用意してはある)
240607_1



ゼタで問題なのは
わかんないできないを連呼して涙目になって終わってること。

じゃあどうする、を
自分で考えて解決してほしい。

当時の教材等で調べるすべはあるのだから。
ヒントを出せば解けるのに、甘えてるわ。
そういうふうにヒントを与えお膳立てし続けた責任は感じております。


比を使える問題は別で
4年で解けなかった問題が
簡単に解けるようになった。

角度も登場時は苦手だったけど
複合図形の面積問題で必須でさすがに克服。

スパイラルではない方が良かったかというと
そうでもなく、
得意でも不得意でも一つの単元にあまりとどまらず次に行くのは
ゼタには合っていたように思います。



国語


あまりスパイラル感ない。
線形の積み重ね感すごい。


理科


これはありがたいのです。

「天体>星」は4年生では苦手だったけれど
その後、家での特訓からのスパイラルで何とかなってるわ。

算数と何が違うかというと
基本をおさえたかどうかだわ。

正しくスパイラル方式を使えた。
偶然だけれど。

一方、スパイラルのたびに同じ間違いをした知識系は、何度でも同じように間違える。
モンシロチョウの羽の模様や昆虫の足の図。

是太郎や。
生き物が好きなんだよね?


間違いが定着しちゃったのって
どうすればいいの?



社会


綺麗さっぱり忘れています!

聞いたことあるな〜くらいでいい。
最後に詰め込むわ。

でも最後っていつ?

社会のラストスパートをかけるのはいつか
調べてみます。


おしまい。
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式を書かない男子のためのコンマ1秒の合理化


こんにちは。

今日は過去に何度も話題にした
算数で式を書かない息子の話です。


中受の言説


ゆすらは中受の言説を信じています。

それらは
実際に子ども達と膨大な時間を過ごした
保護者の方々や塾の先生方による
統計だと思うから。


その一つに、
式を書かない子は6年後期に失速する
というものがあります。

なんて恐ろしい予言なの。

ゼタ(是太郎。息子)は式を書かない。

4年生じゃないわよ。
もうすぐ息子は6年生です。



式を書かない男子


もちろん本人にも幾度となく伝えています。

「先生が言っているから」では伝わらない。

式を書く必要性をまず母が納得しないとね。

ゆすらが調べたところによると

「受験が近づくにつれ
頭の中だけで解こうとすると
ミスしたり解けなかったりするような
複雑な問題も登場するので
過程を残しながら慎重に解く必要がある。

その時になって過程を書こうとしても
書く練習をしていなければ書けない。」


かなり納得した。

その上でまだ変わらないゼタを観察します。
何か理由があるはず。

4年生の時は「困っていないから」でした。

(ご参考)式を書かない男(小4、12月)


算数が出来る子に多いとか
5年生で難しくなると書くようになるとか

式を書かない男子の生態解説を見て
4年生の頃は静観しました。

5年生になっても変わらなかったので
5年生の夏以降は言い続けました。

ゆすらがあまりに言うから苦手意識が
できてしまったという反省もある。

でも言わなければ書かない。
塾で言われても書かない。

こういう習慣的なものは
家庭で何とかするしかありません。

そしてもう6年生よ(悲鳴)。


式を書かないのではなく、
書けないのではと不安にもなりました。

書く時もあるので単に書くのが面倒みたい。

算数でゼタはまだ困っていません。
早急に困ってほしい。

怖いのは、
6年後期にいきなり困る事態になり
その時に練習を始めても
もう間に合わないのではということです。

6年後期に失速するってそういうことよね?

練習開始が遅れていることに
まだ気づかないゼタ。

母は気づいている。だから言ってしまう。
これも転ばぬ先の杖なの?



ミスをする理由


ゼタを思い通りに動かすことはできないので
気分を替えて
ミスをする理由を分解してみたいと思います。

ミスは処理能力の限界で起こるけれど
処理しきれない理由は…

① 試験時間の不足
② 能力(考える力/知識/スキル)不足
③ ①と②の複合

ゼタは①では困っていない。

思考の速さに書く手が物理的に追いつかない
とミスをするという話もあるわ。
上の②の「スキル不足」に当たる。

式を書く練習はまさにこの問題に
対応するものです。


考えるスピードに書くスピードを
いかに近づけるか。

式を書く練習以外で何とかできないかしら。

1年前に課題として挙げた、
字を小さく、筆圧弱く、速く書く練習は
結局できませんでした。

(ご参考)1年前の抱負

ゆすらが熱心に言わなかったこともあり。
やることが多すぎて優先順位が低かった…

でもこれ
式を書くことと表裏一体な気がする。
自分で式を速く書きたいと思うと
自然と字は小さくなるのでは。


ゼタは相変わらず
字を筆圧高く大きく丁寧に書いていますが…

そんな字で全て埋まった回答用紙を見ると
それはそれで視覚的に清々しい。

採点をしてくださる方に
熱意だけは
伝わるのではないかな。



せめてもの時短


他にできることはないの?
考える速さに、書く速さを近づける工夫。


ゼタの宿題の丸つけをしていると
アルファベットの「k」の小文字を
印刷された活字の通りに
三画で書いていることに気づきます。

ゆすら:「二画で書けるわよ(実演)」

ゼタ:「わかった!」

三画目を書く前に、
一瞬鉛筆を紙から離す間を節約

240313_1

使えるのはkm,kgくらいだけれど
考える速さに書く速さを近づけた。

小さい。


おしまい。
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計算しすぎて出遅れる。中数への道


今日は算数の日課の話です。


4年生の日課


4年生では
前半:そろタッチ
後半:5年生までにマスターする計算ドリル
でした。

ちょうど1年前、
そのドリルを終えました。

2023/2/9
山本塾は終わったか。朝の計算ドリル


山本塾の計算ドリルのタイトルにある
「5年生までに」とは
「4年生のうちに」という意味です。

塾では新5年生になっていたものの
学校ではまだ4年生だと言い張って
4年生のうちに終わったことにしたのでした。


5年生の日課


あれから1年。
5年生で取り組んだのは、

マスター1095題5年
230209_2

さらに
マスター1095題6年
240301_2

2冊終了。


最後の方は速さと正確さの両方を
実現できていてスムーズでした。

最後の1年、日課は何にしよう?



6年生の日課


あー、アレをやらなくちゃ。

中学への算数。

通称中数。

買うだけは買ってある。

たま〜にゼタが解いてるみたいだけど
習慣にはなっていない。


だって難しいものね。

計算ドリルからいきなり中数へ飛ぶのは
ゼタには少し無理があるわ。

ということで
間をつなぐものとして

中数と同じ東京出版の
算数プラスワン問題集ステップアップ演習
を買いました。
240301_1


6年前期はこちらを使ってみます。

後期は中数に取り組めたらいいな。



どちらをいつから行うか


出版元のおすすめの順番は
ステップアップ演習→算数プラスワン問題集
だそうですが

お子様が中学受験を終えられた
保護者様のブログによると
どちらかのみを使われた方が多い印象。

さらにいつから始めるかについては

先取りされている優秀なお子様は
5年生のはじめからとか

特に算数が得意なお子様ともなると
4年生から取り組まれている
などという話も見つけてしまい…

出遅れた。

ゼタはそこまで優秀ではないにしろ
いつまでも計算ドリルに時間を使っている
場合じゃなかったと思った。


でも、いざやらせてみると
ステップアップ、プラスワンの
どちらも結構難しいのよ。

これ1年前のゼタには厳しかったわ。

今ですら
やってみたい!
効率的な解き筋や工夫を知りたい!
と言うから始めてみたけれど

難しいというより面倒な問題が多いと知って
開始早々嫌になりつつある感じがした。

(ご参考)
ゼタは地道な作業が大嫌いな
省エネタイプの男の子
231101_1



速く正確に数をこなすという
計算練習のようなやり方は忘れて

1日4−5問という目安はあるものの
様子を見ながら進めています。

様子を見るというのは
・頭を使っているか
・1日1問でもアハ体験があったか
・楽しそうであるか
という視点で息子を観察してる。


試行錯誤中なので今は
どちらの問題集も使っています。


計算力の維持


日々の計算は、
毎日すべきという説と
盲目的にやるものではないという説が。

中学受験にまつわる噂への
多くの場合の答えである

人による
っていうのがここにも見られます。

ゼタは計算を間違えなくなっているから
もう計算練習を減らしてもいいと思う。

何もしないと計算力は下がるから
維持するため数日おきくらいに
計算練習をした方がいいみたい。


相変わらずゼタに必要なのはね…
式を書く練習。

本当に…もう時間がないわよ。


おしまい。
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【定点観測】算数(新小6、2月)

本日は算数の定点観測です。


ゼタ(是太郎。息子)の弱点マップに
小5最後のテスト結果を反映しまして、

小5最後=小6開始時のスナップショット。
右上が得意な象限、右下が弱点です。
240210_算数

データラベルは非表示にしたけれど
今回は単元のまとまりごとに
バブルを色分けしてみました。

右上(強み)の象限にある
濃い緑色の3つのバブルによって
全体が引き上げられているおかげで

何とか右下の象限(弱点)には
バブルがない状態を継続しています。

因みにこのマップでの強み、弱みは
あくまで自分比であって
他のお子様方と比べてではありません。

バブルの大きさは
正答率の低い問題を取れたら大きく
正答率の高い問題を間違えたら小さく
なるようにしているけれど。



得意な単元



中央から上に目を移して頂くと
そこにはつるかめ算があります。
240210_算数4

すぐ方程式を使おうとする夫から
塾の教え通りにゼタを守ろうと
ゆすらが心を砕いてきたつるかめ算。

その甲斐あってグラフの
(表示していないけれど回帰線より)
上方にある。

嬉しい。もう大丈夫でしょう。
何次方程式でも使ってくださいな。


さらに以前ゼタが自ら得意と言ってた単元は
本当にそうなのかしら?

(再掲)
230529_1


旅人算。

240210_算数5

出題数の関係で左下の象限にあるけれど
回帰線より上だったからまぁそうね。



気にしている単元



今のところ目立った弱点はないものの

4年生の初めに苦手だった
「角度」は今でも気になるし

それにグラフの左下!
240210_算数2

Y軸の起点がマイナス5!
このピンク色のバブルは
誤答数が正答数を上回っています。

これは何の単元?

この単元は
サイコロなどの展開図です。

納得。

同じ色のバブルが他にもあるけれど。

今にも弱点エリアに入りそうな
これらのピンクはね…

空間図形よ。

難しいよね…。


さらにもう一つ、
マップを見るとここが気になります。

(再掲)とある単元
240210_算数3

この角度で出題数が増えると
弱点エリアに突入するよね。

テキストから
解き直しノート作っておこう…

しかもこれ、バブルが大きいでしょう。
難易度の高い問題を正解している。
それでこの位置だから
あまり安定していないのだわ。


…というように
弱点マップを使っています。



家庭に平和をもたらす弱点分析



6年生からは単元を見直す予定です。

「図形の面積」「濃度」「速さ」などの
問題と、

「相似」「比」「ダイヤグラム」などの
問題を解くための手法を

単元として並列に扱っていたので
習熟に応じて後者で括るのをやめる。

そしてもう少し大括りにする。
ちょっとカラフルすぎるわ。


国語の読書リストのように
志望校群の出題割合も参考にしたいし

最終学年、母がすることはまだまだある。

これのいいところはね、
過干渉なゆすらが時間を取られて
ゼタの邪魔をしなくて済むのよ。

ゼタの1日あたりの解き直しノートは
増えたりせず、内容が変わるだけ。

ゆすらが勝手に忙しくしている分には
ゼタは平和です。


おしまい。
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夫婦とゼタ(是太郎。息子)の3人で暮らしています。良い食材と旅行が好き。健やかで美味しい毎日を模索中

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