ゼタとゆすらの中学受験2025

遊びを愛し面倒を嫌う男子が中受を通して成長する、日々の記録

自立

知の箱庭〜だってまだ習ってないもん

ごきげんよう。



皆様のお子様におかれましては


口をとがらせて


「だってまだ習ってないもん」


などとおっしゃいますか。


我が子(是太郎。ゼタ)は言います。




態度が悪い 


ゼタの勉強に付き合っていると


ゆすらがイライラしてしまう

時があります。


それはゼタが

・鉛筆を落とす(姿勢が悪い)

・教えてもらっているのに別のことをする

・分からないことに逆ギレする


という時で

息子の態度の悪さにイライラ。



決して

我が子が問題を解けないことや

分からないことに怒っているのではない


はずだけれど


実際には

ゼタが問題を解けない時や

分からない時に

ゼタの態度が悪くなるので


同時に起こる事象を切り分けられず


そんな態度だから分からないのよと

因果関係を逆にしてイライラしがち。



どうしてこうなった 


そういう時に

子が発する言葉にも要注意ね。


様々なバージョンがあると思うけど


直近の我が家の場合


ゼタ:「習ってないからわからない」



習ってないからわからない。。


好きではない言葉だわ。


わかろうとしなさいよー。



もしその問題が

ゼタが学校や塾を休んだ時に

授業で扱ったものだったら


「(自分は)習ってないし」って


誰かが教えてくれるまで

待っているつもり?



学校で教わらないことの方が多いのよ。


どうしてそんなに受け身なのかしら。


あ、

ゆすらが育てました。




知の箱庭 


見方を変えればゼタは


「習えばできる」


と思っているということよ。



ゼタが小学校や塾(や親塾)に

信頼を寄せているのはわかるわ。


でもそこは箱庭なのよ。


そろそろその存在を疑い

脱出を始めてちょうだい。



ちなみにその箱庭、


ゆすらが作りました。


何なら今も絶賛増築中💕



良いというものを探してきては与え、

反応を見、

我が子に合わなければ他を探し。。



(図)知のセレクトショップ
230312_1


狂気。

怖い絵を描いたわね。




反抗期の効用 


今思うと我が家では

勉強の自立とかありえなかったわ。



きれいごと書いてる去年のゆすら(↓)

に教えてあげたいけれど

 

ゼタの反抗期が始まって初めて


「あ、これはゆすらが手を離す過程なんだ」

って思えたのよ。


反抗期は

子ではなく親が成長する時期

だったとは真顔



でも


それに気づいたのと

スパッと手が離せるのは別!



おしまい。
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丸つけ係を交代する

小4のゼタ(是太郎。息子)は

勉強における自立に取り組んでいます。




計画と実行 


自立の定義は模索中だけれど


塾の宿題を内容を理解した上で

自力で期限までに終わらせること

かな。


塾が出す1週間の宿題を

親が日割りで組み直していたのをやめ

ゼタが自分で決めて行います。


親による毎日の進捗チェックも

数日単位にし、

週単位にし、

と伸ばしていきたい。



テスト準備を含む

1ヶ月単位のスケジュールを

並行して動かすのはまだ難しいけれど


そのうち

遊びの予定との兼ね合いに気付き

先を読んで進めるようになる。はず。




丸つけ係 


丸つけや進捗確認を

夫からゆすらに交代しました。


ゼタの状況が見えた方が

ゆすらの心が穏やかなので。


4月に干されて以来(↓)、半年ぶりの復帰w


 


久しぶりに

ゼタに算数を教えたり

丸つけをしていて思うの。


これは子育てだから

今だけだなぁって。


自立したらもう一緒に勉強できない。

その時はもうすぐ来るわ。


半年も干されてたから

一瞬だった。


淋しい。

221125_1



理科の実験や社会の暗記など

体験を伴うとよいものは

引き続き手伝えるわ。


ゼタが5年生になったら

ゆすらは旅行の手配係になる。




最後の戦い 


思えば

ゼタの思考に介入できたのは

(↑言い方)


思考の発達が

身体の発達を前提とする場合でした。


そういう場合は

先取りをしないように

順を追うように気をつけたけれど


暗算(そろタッチ)と筆算(くもん)で

トラウマ級の経験もしたわ。

 


それもそろそろ終わり。


母語で抽象的思考をするようになる

(10歳くらい)までなのよね。

後はゼタが自分で考えられるでしょう。


この10年は

赤子に餅を食わせようとする夫

との攻防の歴史でもありました。



とは言え

まだ気が抜けないわ。

最後の山は連立方程式。


方程式を使わないことを

非合理的と思っている夫(↓)から

ゼタを守り抜く。




左脳系と右脳系の夫婦喧嘩 


思考の成熟した子は

自分で問題文から式を起こせるし

最難関を受験する小学生は

方程式を使っていると思うわよ。


麻布の学校見学会で

中1の教科書を見たときに

すぐ方程式が出てきてたもの。


中1の4月に理解できるものは

小6の2月でも理解できるでしょう。



でもゼタには

中受で出てくるさまざまな解法を

経験して欲しい。


その解き方ができたなら

ゼタも方程式使ってください。


夫が中受の解法で教えられないから

という理由で方程式を使うと

ゼタが機会を失うから

ゆすらの恐怖指数が高まるの。


順番を守りなさいよ〜。



ゼタが中受で学んでいることは

無駄なことがないなぁって思うの。


そこを信用しているなら

「こんなの中学受験でしか使わない」

ことこそが中受の醍醐味じゃないの。


戦いは続く。。



おしまい。
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小学生の勉強の自立〜母は手をつなぎたい?

お聞きしてもいいですか?


中学受験でお子様を

自走(自立)させる予定のひとー?


4年生の教室で

何割くらいのお子様が

勉強における自立を始めているのかしら?


あるいは何割くらいのご家庭で

手を離さないと決めているのかしら?


その二つの間には

自立を目指す途中で

受験当日を迎えたお子様もいるはずだわ。



本日はゼタ(是太郎。息子)の

中学受験における勉強の自立について


こちら(10/1)の記事の続きです。

 

1,500字くらいです。




自立とは 


自立ってなによ。

ずっと考えていたの。


本人と家族と塾で

認識を合わせる必要があるので

合わせようとしたわ。


そしたら夫婦喧嘩になった。


予想通り

自立の定義が全然違っていてね。



夫は

今のやり方を変えるつもりはない

何なら塾の言う自立は必要ない

合格が大事。


と言っているように聞こえたわ。



ゆすらは

中学受験という形をとった子育てだから

自立することの方が大事と思う

ようになりつつあります。


もちろん自立が間に合って

良い結果になる可能性があるからだけれど


間に合わなかった時こそ

親にブーストされて合格した中学よりも

自分の力で合格した中学に入るのが

いいと思ったの。


夫とケンカしているうちに

この思いが強くなってきてね。。

頑固ちょっと不満




自立か合格か 


自立と合格のどちらに重み付けをするか

ご家庭によって異なるわ。


ゆすらはそれぞれの効用を

自立させる=2

第一志望合格=2

とします。

できなかったらそれぞれ効用は1ね。


自立と合格の2x2のマトリクスで

場合わけをします。


① 自立させて合格=2+2=4

② 自立させて不合格=2+1=3

③ 自立させず合格=1+2=3

④ 自立させず不合格=1+1=2


②と③が悩ましいわ。


問題は、

自立と管理のどちらで合格が出るか

わからないところにあるのよ。


人生で頑張れる時期は子によって違うし

その他の変数も多すぎて

ロジックの積み上げではダメね。

シミュレーションの域でしょう。


それでも正解を得るのは難しそう。


どちらでもいいから信じた方に決めて

合格目指して実行するご家庭が強いのね。



夫にとって効用は

自立=2, 合格=3だから

迷いなく③を選ぶでしょう。


夫の思うような合格をもたらすような

自立の取り組みを提案しないと

舟が山に登っちゃうわ。


一家に2人も島津パパがいるって面倒。




偏差値の推移 


気分を変えてデータでも見ましょうか。


手を離した後の

4科の偏差値推移をご覧になる?



塾を公開していないので

テスト回数がわからないように

グラフはトレンドラインにしました。


テストは範囲が狭い/広いなど

異なる性質のものがありますが

ゼタはあまり結果が変わらないので

夏以降の全テスト結果を対象にしています。


えい。

221115_1


左端は

親が100%テスト対策をしました。

右に行くほど

ゼタが一人で準備しています。




手を離した後の

固唾を飲んで見守る親の気持ち。。
221115_2
 



自立の程度 


自立の定義に戻るけれど


自立とは

「自分以外のものの助けなしで、

または支配を受けずに、

自分の力で物事をやって行くこと。」

(Oxford Languages) 



また、PDCAは品質改善のために

継続的な業務改善を行う技法です。


何でもいいのだけれど

考えるフレームワークが欲しいから

使います。


(現状→中受で目指す状態)

Plan:親子で→自分で

Do:自分で→自分で

Check:親が→親が

Action:親に言われて→自分で


我が家の場合はPが自立してないの。

Pで本人が納得するとDにつながる気がする。


だから先日のこちらの結論は

一旦撤回します。

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 10/1の結論:

勉強の深さについては手を離す

時間の使い方については手を離さない

 - - - - - - - 


不可分な気がするわ。

色々やってみよう。




おしまい。
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プロフィール

ゆすら

夫婦とゼタ(是太郎。息子)の3人で暮らしています。良い食材と旅行が好き。健やかで美味しい毎日を模索中

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