ゼタとゆすらの中学受験2025

遊びを愛し面倒を嫌う男子が中受を通して成長する、日々の記録

自走

もうはまだなり、まだはもうなり


こんにちは。
題名の件、証券用語ですが。

日本証券業協会「相場格言集」より



こちらは中学受験生の息子がいる
我が心に当てはまりました。

自分用に解釈の一部を変えると…

「微妙な成績の変化に対して、
自分だけの独善的な判断を振り回すことが、
いかに危険であるかを説いた言葉」
となります。


希望通りではないテスト結果をもらい、
先週、2/1まで100日を切ったけれど
もう3ヶ月しかない
まだ3ヶ月ある

との両方の思いで母の心は千々に乱れ。

我ながら興味深いのは、冷静な時に考えた
受験までの勉強方法や併願スケジュールを
不安になって全て覆そうとしたこと。
焦りからリスクの高い方を取ろうとするね。
プランは一旦ぐちゃぐちゃになった。

振り回されたゼタ(是太郎。息子)も
辛い10月だったと思う。

今は家族で話したり塾のアドバイスもあり
また元のプランに戻っています。
淡々と、いつも通りを続けることの
平穏さと大切さよ。

ちなみに元のプランとは、
基本を大切にするという内容です。
これが簡単じゃないのよ。
残り時間も気になる。

だから迷走は終わったわけではない。
けれども、最後まで我が家は母主導で
息子とぶつかりながら見苦しくも進んでいく
このパターンなんだろうな、
という諦めや覚悟のようなものはできました。

6年後期になったら
ましてや100日を切ったら
学業を自分ごととして自走を始める

きれいな是太郎

みたいなものが爆誕すると思ってた。

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まぁゼタも「黙っていてくれる母」が
どこからか現れると思っていたかも
しれないわね。

10月は今日を含めまだ4日ある。
まとめるには少し早いけれど。
残り100日の雑感でした。


おしまい。

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中学受験にまつわるウワサの整理(小5、7月時点)


本日は中学受験に足を踏み入れて知った

諸々の言説や噂に対するゆすらの考えを

まとめたいと思います。

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本日のおしながき

1. ジャイアントキリング
2. SAPIXが先か合格が先か
3. 大学入試に有利なのは中受か高校受験か
4. 自走すべきか
5. ハリポタ全巻読破すると合格する
6. 読書と国語の点数は関係ない
7. 早期教育はすべきかすべきでないか

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中学受験には解があるのだと思うわ。

こうすると、こうなる。みたいな。

(例)
「勉強しろ」と言わない方が上手くいく

これについてはよろしければ
前回の記事をご参照ください。



中受に家族でどっぷり浸かってみて
実感することは、

みんなが言っていることは大体正しい。


それは
中受をするような子と親という
ある程度条件が揃った母集団の中で

様々な子と親の組み合わせの事例が
長年蓄積されていき

多くの先輩方や塾関係者の情報発信を通じて
統計上どうなるのか
理由も含めてほぼ分かっているから。


それを信じるか信じないか、
実行できるか出来ないかが問題だわ。

「わかる」と「できる」は違うのよ。


ただ…この有用な統計…

エビデンスを示せないのが弱点よ。


大体事例として散らばっているか
整理されているとしても
関係者の頭の中よ。

だって

過干渉のお母様をもつ
態度が終わっている男子
N= 630(人)

×4年時の偏差値
×5年時の偏差値
×6年時の偏差値

×第1志望校の合否
×第2志望校の合否
×第3志望校の合否

×親の学歴、職業、年収
×ひとりっ子フラグ

などのようなクロス集計なんて
塾で作成も公開もできないもの。


1. ジャイアントキリング


ジャイアントキリングとは

「スポーツなどで、下位の者が上位の者を負かすこと。番狂わせ。」
(Weblio国語辞典)

みんな大好きジャイアントキリング。

だからこそ
「ビリギャル」も流行ったし

中学受験漫画『2月の勝者』の
まるみちゃんを応援したくなる。

でも中受の言説によると、

「現実にジャイアントキリングは
滅多に起こりません。」


「6年生で偏差値の高い子は
4年生時点でも偏差値が高い傾向にある。」

らしいわ。

わかる〜。
上位クラスの顔ぶれあまり変わらないもの。

今賢い子は前から賢かったわよ。

健康そうで穏やかで、
あまり崩れるイメージもないわ。


前回記事の場合分けを使うと

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230710_5


④〜⑥が①になる時、
ジャイアントキリングと言うのかな。

滅多に起こらないわよ。

親が関わり方を急に変えるとか
(しかも佐藤ママのように上手なやり方で)
低い確率だけどとても尊敬できる先生と
運命的な出会いを果たして導かれる的なことが
起こらないと。

⑤⑥はそもそも勉強を嫌がっている子を
親が上手く導く必要があるわけで
親の手腕は佐藤ママを超えることが
求められる。

したがいまして
実際には
ジャイアントキリングは滅多に起こらない
という意見に賛成です。


2. SAPIXが先か合格が先か


SAPIXだから合格できるのか、
合格できる子がSAPIXに行くのか。

こういう
ニワトリタマゴ系の話も多いわ。

普通に後者でしょうね。

「中学受験は親が9割」とは
「親が子に合わせる力が9割」と思います。

子に合った塾が最強なのよね。


3. 大学入試に有利なのは中受か高校受験か


これも多い、二律背反のアレコレ。

大学入試には中受が有利?
高校受験の勢いが有利?


その子の心身の発達度合いによる。


4. 自走すべきか


子による。

ハイ次。



5. ハリポタ全巻読破すると合格する


わかんない。

ハイ次。



ちょっと…

雑すぎないか。



6. 読書と国語の点数は関係ない


受験のプロ達は読書と国語の点数の
因果関係を否定しています。


ゆすらの答えはこちらの記事です。


因果関係はないけれど
相関関係はある。



7. 早期教育すべきかすべきでないか


ゆすらの答え
「心身の発達段階にあったものを遅滞なくすべき」

暗算(右脳、そろタッチ)と
筆算(左脳、くもん)の順番で
苦い経験をしました。

そのことを書いた1年前の記事は
今も多くアクセス頂いています。





心身の発達に合わせるのが最も効率がいいし、
順番というものがある。

早ければ早いほどいいのではなく
そのうちのいくつかは
かなり早期にしなければならないことだった
という話です。


最後に

 
みんなの言ってることは大体正しい
けれど

そういう場合は
真逆の意見もある!
例外もある!
って必ず反証が出てくる。

良い理論の特徴ね。

セオリーに当てはまらない子も
一定数いることがわかっている。

冷静に情報を集めれば
例外も含めて本当は全部わかる。

受け取る側がそれに気づくかどうか。

我が子だけは違うのではないかという
淡い期待と親心が
目を曇らせるのではないかしら。

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おしまい。
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前回までのあらすじ(小4、11月まとめ)

11月も

ゆすらのつたないブログを読んでくださり

ありがとうございました。


多くアクセス頂いた記事を使って

11月をまとめました☆

お役に立てる話題があれば嬉しいです。



目次

1. 中受関連書籍

2. 勉強における自立

3. 理科は伸びしろ

(番外)『モモ』とAmazon




1. 中受関連書籍 


時事ネタでブログを書くと

たくさんアクセス頂けるわね。。


ゆすらもあやかりました。



『勇者たちの中学受験』の感想です。


 

 


図書館で半年待ちした『翼の翼』。

ゆすらは途中を飛ばしました。


 


ゼタ(是太郎。息子)は読了しました。




勉強における自立 


ゼタの自立について考えすぎて

ブログの更新が止まってしまいました。


願わくは

親が手を離すのではなくて

自分で親の手を振り切ってほしい。

 


中受男子あるあるです。

 



理科は伸びしろ 


理科はゼタの伸びしろ。

と考えると心が安らかです。


後伸びが

楽しみすぎて眠れないほどの

伸びしろよ。。オエーオエー



せめて体験は積んでおきたいわ。


天体に縁の薄い我が家でも

皆既月食を観測できました。

 



(番外)『モモ』とAmazon 


年初に書いた

ブログの最初の記事を書き直すため

リアクションを下さった方々の

最初のブログにお邪魔しました。

その中で


『モモ』

ミヒャエル・エンデ,岩波書店,1976

について書いている方がいらしたわ。


モモってこうやって読むのね

と衝撃を受けました。


我が家にも『モモ』あります。

ゼタに読み聞かせしたので

ゆすらも読みました。


でもファンタジーとして。

不思議なお話だなぁって思っていたの。

お子様視点よ。



哲学書だと思って読み直してみたら。。


合理化で時間を奪っていく

黒ずくめの男たち」は

ゆすらのことじゃないの。



先に言わせて。

コナンかよ。


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正しくは「灰色の男たち」ね。


「ゆっくり進むほど早く進む地区」が

なんの比喩なのか分かった気がする。


時間を節約して生み出した時間を

また節約するために再投資して

それで楽しいと思っていたわ。


生み出した時間を楽しんでいない。




。。というわけで


これだけが理由ではないけれど

合理化の手を少し緩めて

いまAmazon断ちをしているの。



おしまい。
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小学生の勉強の自立〜母は手をつなぎたい?

お聞きしてもいいですか?


中学受験でお子様を

自走(自立)させる予定のひとー?


4年生の教室で

何割くらいのお子様が

勉強における自立を始めているのかしら?


あるいは何割くらいのご家庭で

手を離さないと決めているのかしら?


その二つの間には

自立を目指す途中で

受験当日を迎えたお子様もいるはずだわ。



本日はゼタ(是太郎。息子)の

中学受験における勉強の自立について


こちら(10/1)の記事の続きです。

 

1,500字くらいです。




自立とは 


自立ってなによ。

ずっと考えていたの。


本人と家族と塾で

認識を合わせる必要があるので

合わせようとしたわ。


そしたら夫婦喧嘩になった。


予想通り

自立の定義が全然違っていてね。



夫は

今のやり方を変えるつもりはない

何なら塾の言う自立は必要ない

合格が大事。


と言っているように聞こえたわ。



ゆすらは

中学受験という形をとった子育てだから

自立することの方が大事と思う

ようになりつつあります。


もちろん自立が間に合って

良い結果になる可能性があるからだけれど


間に合わなかった時こそ

親にブーストされて合格した中学よりも

自分の力で合格した中学に入るのが

いいと思ったの。


夫とケンカしているうちに

この思いが強くなってきてね。。

頑固ちょっと不満




自立か合格か 


自立と合格のどちらに重み付けをするか

ご家庭によって異なるわ。


ゆすらはそれぞれの効用を

自立させる=2

第一志望合格=2

とします。

できなかったらそれぞれ効用は1ね。


自立と合格の2x2のマトリクスで

場合わけをします。


① 自立させて合格=2+2=4

② 自立させて不合格=2+1=3

③ 自立させず合格=1+2=3

④ 自立させず不合格=1+1=2


②と③が悩ましいわ。


問題は、

自立と管理のどちらで合格が出るか

わからないところにあるのよ。


人生で頑張れる時期は子によって違うし

その他の変数も多すぎて

ロジックの積み上げではダメね。

シミュレーションの域でしょう。


それでも正解を得るのは難しそう。


どちらでもいいから信じた方に決めて

合格目指して実行するご家庭が強いのね。



夫にとって効用は

自立=2, 合格=3だから

迷いなく③を選ぶでしょう。


夫の思うような合格をもたらすような

自立の取り組みを提案しないと

舟が山に登っちゃうわ。


一家に2人も島津パパがいるって面倒。




偏差値の推移 


気分を変えてデータでも見ましょうか。


手を離した後の

4科の偏差値推移をご覧になる?



塾を公開していないので

テスト回数がわからないように

グラフはトレンドラインにしました。


テストは範囲が狭い/広いなど

異なる性質のものがありますが

ゼタはあまり結果が変わらないので

夏以降の全テスト結果を対象にしています。


えい。

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左端は

親が100%テスト対策をしました。

右に行くほど

ゼタが一人で準備しています。




手を離した後の

固唾を飲んで見守る親の気持ち。。
221115_2
 



自立の程度 


自立の定義に戻るけれど


自立とは

「自分以外のものの助けなしで、

または支配を受けずに、

自分の力で物事をやって行くこと。」

(Oxford Languages) 



また、PDCAは品質改善のために

継続的な業務改善を行う技法です。


何でもいいのだけれど

考えるフレームワークが欲しいから

使います。


(現状→中受で目指す状態)

Plan:親子で→自分で

Do:自分で→自分で

Check:親が→親が

Action:親に言われて→自分で


我が家の場合はPが自立してないの。

Pで本人が納得するとDにつながる気がする。


だから先日のこちらの結論は

一旦撤回します。

- - - - - - -

 10/1の結論:

勉強の深さについては手を離す

時間の使い方については手を離さない

 - - - - - - - 


不可分な気がするわ。

色々やってみよう。




おしまい。
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ちょっと手を離してみた結果

いらっしゃいませ。


本日は飲みながら考えます。


中学受験でゼタ(是太郎。息子)に

自走は必要かについて。



9月はちょっと手を離してみたの。


心配したほど(↓)ではないものの


(再掲)

「手を離した途端どこまでも下がる成績」
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やっぱり偏差値は下がるよね。

順位もね。



(図)塾のテストの偏差値

上:前回、下:今回
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これでいいのよね?

。。頭の整理をしましょう。


よろしければお付き合いください。





頭の整理 


何がモヤるかって

親が手を出した方がゼタは伸びる

気がすること。


短期的にはそれで良くても

長期的には伸びないと言われています。

それって中受終わってからではダメ?


手を離した子が伸びる、って本当?

伸びる子だから手を離せたのでは?


周りはどれくらい

手を離している状態なのかしら?

本当に離すのかしら。


うちは自走してる〜と言いつつも

親子で全速力で走っているのでは。


我が家だけ言われるままに手を離して

後悔したりしないよね?


むむ。自走って何よ。自立とは。

書籍は読んだけれど納得していないわ。



ゆすらは自分で勉強する子だったけれど

自己流になってしまったの。

時間と暗記でカバーする系の。

これは後から苦しい。

社会人になってから特に。


ゼタみたいなサポートを

受けられていたらなぁと思うの。




言葉の定義 


夫:

「ゼタに計画の立て方を教えてるけど

大人でも難しいよね」


我が家はゼタに

高度なことを求めすぎているのでは?



「手を離す」という

塾の先生と同じ言葉を使っていても

レベル感が合っていない気がするの。



中受の勉強における自立とは

学びの深さを自分で決めて追求できる

ということでいいと思うのだけれど。


関係者で言葉の定義を確認しないまま

走っちゃダメね。



きっと時間軸と程度の問題なのでしょう。

認識をすり合わせていきたいわ。




学校選びと価値観 


塾内の偏差値や順位で盛り上がるのは

4年生がピークでは?


4年生は参加者がほぼ出揃い、

偏差値も意味あるものになり

結果が順位でフィードバックされるなど

新しくてわかりやすくて刺激的なのよ。


中受ブログでもそうなっているような。

5年生、6年生はもっと冷静だわ。


志望校が決まればそこへの合格が第一。

目線はそちらへ移っていくでしょう。



学校選びの始めは

「結局は偏差値でしょ」と思っていて

何なら今も思っているけれど


情報収集とゼタの成長が同時進行する中で

・管理から自由へ

・国内から海外へ

・偏差値から生き方へと

視点が動いていくのを感じたわ。



中学校に入ったらば

そこでどれだけ楽しめるかが重要です。


翻って今

小学校を楽しむことやピアノやサッカー

海で泳げることや雪山で動けることにも

再度心が向かう。

なぜかサバイバル気質。


中受に重点的に取り組むけれど

他も中断しないというか。



手を離すことで

学校の偏差値が一つ下がったとしても

勉強の自立が大切に思えてくる。


一方で

まずは入ってからでしょ

という気持ちもある。




手を離すこと、離さないこと 


そしたら

誰もが持っている一日24時間を

うまく使うことが最重要。


ということになるわ。


我が家の場合、

親が介入して一番意味があるのは

これじゃないかしら。



ゼタは

簡単にできることに関しては

時間の使い方が上手くなったわ。


でも

今は間違える問題が少ないので

大嫌いな直しにもさほど時間がかからず

何とか回っているの。


これが5年生でどうなるか。



考えさせるような問題に怒らず泣かず

時間を使って取り組めるかが課題で

これに関しては手を離すしかないわ。


できるかな?


- - - - - - -

本日の結論:

勉強の深さについては手を離す

時間の使い方については手を離さない

- - - - - - -



長文にお付き合いくださり

ありがとうございました。1,500字でした。



おしまい。
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プロフィール

ゆすら

夫婦とゼタ(是太郎。息子)の3人で暮らしています。良い食材と旅行が好き。健やかで美味しい毎日を模索中

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