ゼタとゆすらの中学受験2025

遊びを愛し面倒を嫌う男子が中受を通して成長する、日々の記録

読書

6年生の読書量と最も待ち行列の長い本

お久しぶりです。

今日はゼタ(是太郎。息子)の読書の話です。



6年生の読書量


5年生の時にもまして
読書量の減っている息子。

それは、

読みたくない本(言語に関する論説文)を
貸出期限切れまでゼタが放置するからであり

また

入試に出そうな物語文のラインナップに
母がこだわった結果
永遠とも思える図書館の待ち行列に
はまってしまったせいでもある。

それを「6年生はやっぱり忙しいから」
とするのは言い訳にすぎず

読みたい本が家にあればゼタも喜んで読むし
読書もできないほど時間がない訳ではない。
仕組み作りに母が失敗しているだけ。

ちなみに読書は気分転換にもなるけど、
読書も脳を使うので
勉強の合間のわずかな休憩には
脳を休ませるようにしています。
読書もゲームもしない。



読書量が減った影響


あると思います。

ゼタは
算数や社会の問題文の条件を読み落としたり
理科の問題文が理解できなかったり
(これはいつもか)
国語のテストで時間が足りなくなったり
するようになった。

大前提として6年生になって
全教科で難易度が上がっているとしても
(でもそんなの5年生だって同じよね)

読書量が減った影響が
半年かけてじわじわ出てきたと思うのは
母の勘です。

もう科学系の新書はほどほどにして
ゼタが読みやすい本を揃えてあげよう。
ただし中受の女神(*)たちが現在進行形で
薦めて下さっている本の中から。

*ご自分のお子様が中受を終えても
後続を見守って下さる女神のような存在



以上のような反省をもとに
今日はゼタの書棚に図書館の本が5冊あります。


最も待ち行列の長い本


ゆすらが図書館で予約している
中学受験でよく出題される作家さんの本で、
ゼタの受験までに順番がこないことが
確定している本が何冊もあります。

2024/3/15 受験までに順番がこない図書館の本


その中でも最も待ち行列の長い本は、

宮島 未奈
『成瀬は天下を取りにいく』
新潮社、2023年


図書館バレするから
行列の長さは書かないけれど
長すぎてゼタも笑いました。

人口が多い。

どうしても読みたければ買えばいいけど
どちらでもいいわ。

成瀬は極端な例だったけれど
中学受験生が読みやすそうな本は
どれも同じような待ち行列です。

過去の自分にアドバイスするなら
初見で過去問を解くかどうか気にするより
5年生になったらどんどん予約して、
順番が来たら読めばいい
という軽さが欲しかったわ。

ここから先、
いくつかの本は順番が来るでしょうけれど
その待ち行列の長さゆえに

「絶対読んで」
という怨念を込めないようにしないとね。


240716_1

おしまい。
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受験までに順番がこない図書館の本


こんにちは。

今日の内容はゆるやかに昨日⬇︎の続きです。



中学受験2024の出題図書


入試分析会で頂いた資料の中に
出題図書の一覧がありました。

ありがとうございます!

読んだことのない本は全て
地元の図書館でお気に入り登録します。

したら。

待ち行列の長さが一目瞭然に。

図書館バレするから
具体的な待ち人数は書けないけれど

受験までには到底
順番が回ってこないであろう本、続出。

これは多分
中学受験2023や2024のお子様方も
今もなお待っているんじゃないかな

と思わせるほどの待ち人数。

中学受験ニーズだけではないでしょうけれど
たとえば辻村深月さんは長いわ。

待ち行列の長い本から予約した。
果敢に。

1年以内には順番が来ないと思うけど一応ね。

初見で過去問解くまでは借りないとか
言ってる場合じゃなかったな。



読書リスト


どうしてもなら購入すればいいのだし
ゼタ(是太郎。息子)も全ての出題図書を
読む時間があるわけではないものね。


ゼタの読書リストでは他にも
未読の本がたくさんあります。

(ご参考)志望校群のための読書リスト


この記事を書いてから2ヶ月。
あんまり進んでない感じがする。

3、4年生の頃などは
色々とバランスを見て借りてきたけど
今はゆすらが色々間に合わず
読みやすそうな本と読み応えのある本を
混ぜるとかできてない。

リストで足元の状況を確認すると…
物語文の読書量が
志望校群の出題割合に照らして少ないわ。

どれくらい少ないかというと
今までの倍ぐらい読まないと
いけない計算w オワタ

男子の情緒が育つのを待っていて
後回しにしてきた物語文。
240315_1


数をこなす時間がないのなら
今こそ内容と順番で効果を高める時よね。

ゼタが実際に体験したことに近いテーマの
物語を借りてくるとか…

大変そうすぎる。

やっぱり待ち行列の長い出題図書に
ヒントがあるわ。

すぐ借りられる本よりも
読んでいる受験生が多いという点で
そこで差がつかないようにしておく。

最低限の対応になってきたけど。
いざとなったら買うわ。


おしまい。
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次は国語


こんにちは。

前回、

夏からの理科へのテコ入れが
ようやく効いてきた!

という記事を書きました。

足元では社会も同様です。

さて、次は国語よ。

中学受験は皿回しのよう。


240118_2

勢いが弱い所に気をつけながら
どの教科も回し続けるの。


図書館の本


ゆすらはヘンタイなので
ゼタが生まれてから今までに
読んだ本を記録しています。

(ご参考)過去記事
息子の読書記録とお話ししてる(小3、1月)
1000冊到達!息子の読書(新小4、3月)

ゼタの読書リストには
これから読む本も含まれます。

今まではそのリストから漫然と
図書館で借りてきていたけれど

受験まであと1年ともなると
読書可能な冊数(時間)の枠に
優先順位をつけて本を当てはめる感じ。

どんな本を当てはめていく?

6年生での読書の中心は

①ゼタのテストで出題された本
②過去に中学入試で出題された本
③中学入試2025で出題されそうな本

かなぁ。

読んだことのある本が出題されると
初見に比べて速く読めるという
メリットがあるわよね。

一方で、
結末を知っているからこそ間違える
という懸念もあるらしいわ。

ゼタ(是太郎。息子)に
これについて相談します。

ゼタ:「なるほどね」

ゼタの希望はバランスよくでした。

ゼタ:
「読んだことある話が出たら気をつけるよ」

じゃあ
①→③→②
の順で読んでいきましょう。

過去問は初見で取り組みたいので
6年前期は志望校の過去の出題図書(②)
は避けます。
幾つかは既に読ませてしまったけれど。

そもそも①で
今年の読書枠が埋まりそうな予感。


読書の準備


読書リストに
ゼタが受けたテストやテキストの読解で
使われていた書籍(①)を追加します。

5年生の途中からサボっていたから
大変だったわ。

過去の出題図書(②)は毎年
まとめて下さる方がいらっしゃるから
読書リストに転記済みよ。

次にそれらを図書館Webサイトの
マイページに登録。

さらに数ヶ月待ちの人気の本は
予約リクエストを出しておく。

これでゼタの予約枠は使い切ったので
眠っていたゆすらのアカウントも
稼働させます。

家族で複数アカウント?
同時にそんなに読まないわよと
思っていました。

こういう風に使うのね。

さて、
どういう優先順位で借りていこう。



バランスを取るにもやりすぎる


バランスよく
…かぁ。


ゆすらは今月、読書の準備と並行して
国語の弱点マップと
解き直しノートを作っています。

弱点マップと解き直しノートでは
自作の単元IDを使っています。

単元IDは、

教科に識別番号を振り
1 算数
2 国語



国語の読解なら
1 物語文
2 論説文・説明文
3 随筆文


さらに物語文なら
1 少年の心情
2 少女の心情
3 家族のつながり

のように枝番を振っています。

問題に「2-1-1」のIDがついていたら
内容は「国語-物語文-少年の心情」です。

読書リストにも単元IDを振れば
内容のバランスを知ることができる。

それと同時に、ゼタの志望校群の
国語の出題傾向も調べます。

志望校群で例年
物語文、論説文、随筆文などが
それぞれ何%くらい出題されているか。

今まで読んだ分も含めて
志望校群の出題割合に近づくように
読書リストを割り当てていきます。

もうね、自覚あるけれど
やりすぎで
ヘンタイとしか言いようがないわ。

枝番の方のバランスは努力目標ね。
そもそも塾がバランスよく出題して
くれていると思う。

相変わらず母がガチガチに管理している
ゼタの読書ですが、引き続き娯楽の本や
伝記など他の教科のための本もあるわよ。



人生も皿回し


そして。

国語のテコ入れ準備に熱中しすぎて
ゼタへの本の供給を切らすという事態に。

これぞ本末転倒。

読むものがなくなったゼタが
日本昔話を読んでる!!

キャー、
それを読むくらいならこれ読んで。

(写真)ある日のゼタの読書
240118_3

ゼタ:「……」


国語の塾技を読ませているうちに
図書館で何でもいいから借りてきた!

読書計画、機能していませんな。


母もね、いろんなお皿を回しているの。
どれも大切なお皿よ。


240118_1

今はゼタの中受を全力で回しすぎて
皿が高速回転していて飛んでいきそう。。


おしまい。
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『日本列島改造論』公民が織りなす地理と歴史のハーモニー


本日は親子の読書の話です。


ゼタ(是太郎。息子)が
地理や歴史の大部分を終え、
これから公民を学ぶにあたり

こちらを読みました。

231128_1

田中角榮『復刻版 日本列島改造論』
日刊工業新聞社,2023



親が読む



先にゆすらが読みました。

田中角榮元首相は高度経済成長期にあって
ゼネコンや利権のイメージがあったけれど

この人は一貫して
人口の過密(都市)と過疎(地方)の問題を
解決しようとしていたことが分かります。


経済成長する時は自然と
地方から都市に人が集まってしまう。

それによって
地方にも都市にも弊害が生じる。

国土のバランスを保とうと
全体を見ていた政治家だわ。

自然に抗うのは
なかなか難しいかもしれないけれど。


背景にある思想がわかると
全ての施策が一貫して見えてきます。

新幹線、連絡橋…
色々なものを作った。
231128_2

田中角榮『復刻版 日本列島改造論』日刊工業新聞社,2023
p155より引用



自分の選挙区だから新幹線を敷設したと
思ってた。それもあるでしょうけれど
全体の一部だったのね。


自然に抗うだけでなく
書籍中ではなぜそこに工場ができ
工業地帯が形成されたのかなど、
地理と歴史の必然性も見せてくれます。

関ヶ原みたい。


ゼタにもお薦めしよっと。



息子が読む



地理で習ったことが為政者の視点で出てくるわよ。
面白いわよ。

ゼタ:「面白くない!

アラ…そう。


ゼタ:「自慢ばっかりだよ」

確かにね。
冒頭の、
「刊行に寄せて」みたいなところね。

ご自身がいかに様々なことを成し遂げて
満足しているかという内容だったわね。

ゆすらは気にならなかったけれど
分別あるはずの成人男性の自慢話は
小学生にさえ反感を買うのね。


結局、ゼタが地理や歴史で習っていて
読みやすそうなところに付箋をつけ
そこだけ読ませました。

過保護は続くよどこまでも。


おしまい。
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国語って放っておくとじりじり下がるよね

(本日の記事はアフィリエイト広告へのリンクを含みます)


こんばんは。

国語って何もしないと
ある程度は成長と共に伸びるけれど
偏差値は下がっていくよね。


本日は国語の話です。

成長に従い伸びる部分の勉強と
偏差値を上げる部分の勉強を
分けて考えます。



ゼタの場合



下のグラフは新4年から今日までの
ゼタ(是太郎。息子)の
国語の偏差値の推移です。


230918_2

Y軸の最小値は0ではありません。

拡大しているので
グラフでは変動が大きく見えますが
絶対値の変化はあまり大きくなく

国語の偏差値は安定していると言えます。

ですが
何も対策をしないと下がってきます。


国語に関して家でさせているのは
読書と音読のみ。

他の一切は塾にお任せしています。


じりじり下がってくる時は
大体その前が好成績で

ゆすらが「国語は大丈夫でしょ」
と気を緩めて

図書館の本の供給量を減らしたり
日々の音読を1日サボっても許したり

してしまっているのよ。


じりじり下がってきたなと思ったら
読書と音読を立て直します。

これをもう何度か繰り返しています。

このように。
230918_1


今は夏の読書激減の⬇︎代償を払ってるところ…

じりじり下がる→持ち直すを
繰り返しているからこそ
ゼタも因果関係をわかってくれたけれど

読書と音読は
ゼタの主体性なくやらせてきたから
中受の最後まで母が責任を持つわ。


(ご参考)
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国語力と偏差値


先程の話を一般化できないかしら。


ゼタは日本語が母語で
日本に住んでいるので
日常的に日本語を使っているわ。

このような環境下では
小学生の国語力は自然と伸びる。

日々語彙も増えるし流暢になるし
親としても目に見える成長が嬉しい。

国語力のこの側面を
オーガニックグロース(自然成長)
とでも呼んでおきましょう。


ところが。
国語力には続きがあるのよ。

人は考える時に言葉を使うので

一段深い思考をしたければ
国語力も一段引き上げる必要がある。

自然体では得ることができず
意図的に訓練しないと獲得できない
いわばストレッチ部分


呼び方はなんでもいいのだけれど
用語が社畜ぽいので書き直すわ。

国語力が2階建てだとすると
2F部分:ストレッチ
1F部分:オーガニックグロース



この1F+2Fの高さについて
求められる水準を提供してくれるのが
塾や志望校などの偏差値です。

1F部分は誰もが順調に伸びるので 2F部分が偏差値を左右するのよね。


ゼタをみていると
4年生くらいから2Fへの階段を
上り始めるのではないかしら?

この階段は抽象的な思考の入口です。

でも、
1F部分が放っておいても伸びるせいで
2F部分でのトレーニングは後回し

にしがちなのよ。



過去記事への答え



4年生の10月に、国語力について書きました。

⬇︎「国語は満点を取れる教科です」
 


この時も国語力を
1Fと2Fに分けて書いてるわね…
ゆすらはそういう発想なのね。

そして
「音読はどちらかな」って書いてる!

この時は確信が持てなかったのだわ。


今は速音読は2Fだったのだと思っています。
止めると偏差値が下がる。

音読は黙読のスピードを上げてくれる。

時間内に読める文章量が増える。
音読は1Fにもあるわよ。


読書もどちらの階にもあって
2Fでは「精読」がそれなのね。

子どもは
4年生(10歳)の壁を越えると
抽象的な思考の入口に立つので

実力より少しだけ難しい本を読む。
知らないことが書いてある本を読む。

読書で頭を使うことが必要らしいわ。


それもあってね、
冊数が激減しちゃうのよ(言い訳)



選択肢問題


塾にお任せしているとはいえ…

国語に限らないけれど
選択肢を自信をもって選ぶ練習は
家でもしたいなぁと思う。

ゼタは甘いのよ。
全速力で走っていって
全てのワナにかかる感じ。

子どもだから甘くてもいいけれど。
成長とともにできるようになるし。

ゼタが小学生のうちは
そこまで疑り深く慎重になれない
かも知れないから

ここは汚い大人(母)の出番よね。
疑わしい選択肢の見分け方を教えたい。


(ご参考)フカヨミしがちな母



おしまい。
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プロフィール

ゆすら

夫婦とゼタ(是太郎。息子)の3人で暮らしています。良い食材と旅行が好き。健やかで美味しい毎日を模索中

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