こんばんは。
国語って何もしないと
ある程度は成長と共に伸びるけれど
偏差値は下がっていくよね。
本日は国語の話です。
成長に従い伸びる部分の勉強と
偏差値を上げる部分の勉強を
分けて考えます。
ゼタの場合
下のグラフは新4年から今日までの
ゼタ(是太郎。息子)の
国語の偏差値の推移です。
Y軸の最小値は0ではありません。
拡大しているので
グラフでは変動が大きく見えますが
絶対値の変化はあまり大きくなく
国語の偏差値は安定していると言えます。
ですが
何も対策をしないと下がってきます。
国語に関して家でさせているのは
読書と音読のみ。
他の一切は塾にお任せしています。
じりじり下がってくる時は
大体その前が好成績で
ゆすらが「国語は大丈夫でしょ」
と気を緩めて
図書館の本の供給量を減らしたり
日々の音読を1日サボっても許したり
してしまっているのよ。
じりじり下がってきたなと思ったら
読書と音読を立て直します。
これをもう何度か繰り返しています。
このように。
今は夏の読書激減の⬇︎代償を払ってるところ…
じりじり下がる→持ち直すを
繰り返しているからこそ
ゼタも因果関係をわかってくれたけれど
読書と音読は
ゼタの主体性なくやらせてきたから
中受の最後まで母が責任を持つわ。
(ご参考)
愛用している『1分間速音読ドリル』
1分間速音読ドリル 国語の力がグングン伸びる [ 齋藤孝(教育学) ] 価格:1,320円 |
1分間速音読ドリル(2) 国語の力がもっとグングン伸びる [ 齋藤孝(教育学) ] 価格:1,320円 |
(どちらも楽天ブックスへのリンクです)
国語力と偏差値
先程の話を一般化できないかしら。
ゼタは日本語が母語で
日本に住んでいるので
日常的に日本語を使っているわ。
このような環境下では
小学生の国語力は自然と伸びる。
日々語彙も増えるし流暢になるし
親としても目に見える成長が嬉しい。
国語力のこの側面を
オーガニックグロース(自然成長)
とでも呼んでおきましょう。
ところが。
国語力には続きがあるのよ。
人は考える時に言葉を使うので
一段深い思考をしたければ
国語力も一段引き上げる必要がある。
自然体では得ることができず
意図的に訓練しないと獲得できない
いわばストレッチ部分。
呼び方はなんでもいいのだけれど
用語が社畜ぽいので書き直すわ。
国語力が2階建てだとすると
2F部分:ストレッチ
1F部分:オーガニックグロース
この1F+2Fの高さについて
求められる水準を提供してくれるのが
塾や志望校などの偏差値です。
1F部分は誰もが順調に伸びるので 2F部分が偏差値を左右するのよね。
ゼタをみていると
4年生くらいから2Fへの階段を
上り始めるのではないかしら?
この階段は抽象的な思考の入口です。
でも、
1F部分が放っておいても伸びるせいで
2F部分でのトレーニングは後回し
にしがちなのよ。
過去記事への答え
4年生の10月に、国語力について書きました。
⬇︎「国語は満点を取れる教科です」
この時も国語力を
1Fと2Fに分けて書いてるわね…
ゆすらはそういう発想なのね。
そして
「音読はどちらかな」って書いてる!
この時は確信が持てなかったのだわ。
今は速音読は2Fだったのだと思っています。
止めると偏差値が下がる。
音読は黙読のスピードを上げてくれる。
時間内に読める文章量が増える。
音読は1Fにもあるわよ。
読書もどちらの階にもあって
2Fでは「精読」がそれなのね。
子どもは
4年生(10歳)の壁を越えると
抽象的な思考の入口に立つので
実力より少しだけ難しい本を読む。
知らないことが書いてある本を読む。
読書で頭を使うことが必要らしいわ。
それもあってね、
冊数が激減しちゃうのよ(言い訳)
選択肢問題
塾にお任せしているとはいえ…
国語に限らないけれど
選択肢を自信をもって選ぶ練習は
家でもしたいなぁと思う。
ゼタは甘いのよ。
全速力で走っていって
全てのワナにかかる感じ。
子どもだから甘くてもいいけれど。
成長とともにできるようになるし。
ゼタが小学生のうちは
そこまで疑り深く慎重になれない
かも知れないから
ここは汚い大人(母)の出番よね。
疑わしい選択肢の見分け方を教えたい。
(ご参考)フカヨミしがちな母
おしまい。
- - - - - - - - - - - - - - - -
にほんブログ村